ヤマホトトギスとミズチドリ (2016年7月19日撮影)
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| (箱根湿生花園) |
ヤマホトトギス
ヤマジノホトトギスとの見分け方が良く問題になる
花弁の開き方が、ヤマホトトギスは反り返るが、
ヤマジノホトトギスはほぼ平開だがその違いは微妙
でも明らかな違いは、
ヤマホトトギスは枝先に穂を作って花をつける(散房花序)だが
ヤマジノホトトギスは葉腋に1〜2花を付ける
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| (箱根湿生花園) |
クサレダマ
決して「腐れ玉」ではない、「草連玉」は「レダマ」という植物ににた草ということ
心もち「クサ・レダマ」という風に発音してほしい植物である
因みににレダマはマメ科の低木、エニシダににている
クサレダマはサクラソウ科オアカトラノオ属の草本だ
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| (箱根湿生花園) |
ミズチドリ
尾瀬ヶ原のような高層湿原に初夏の爽やかな風が吹き抜けるころ
特段の群落を作ることなくあちらに一本、こちらに一本のように
真っ白な歩を立てる
良く似たハクサンチドリやノビネチドリは紫色だがミズチドリは純白の花
咲く場所とともに爽やかさが際立つ花である