花追い人のホームページ
箱根湿生花園 2016

   あくせすかうんたあ
   (2017.8.1 up)

 レンゲショウマとウバユリ (2016年8月1日撮影)




(箱根湿生花園)

レンゲショウマ
当然のことながら、花は人間のために咲くのではなく、
花を訪れて花粉の移動を媒介する昆虫を対象にしている
低い位置に下向きに咲くというのは人間の視線に対しては裏側を向けているわけだけれど
この花よりも下側を飛ぶ昆虫に対しては正面を向けているということだ
そういう訳で、この花を見るときには我々は立った位置から見るのではなく
姿勢を低くして横からとか下からとか
出来るだけ低い位置から見なければならないということになる



(箱根湿生花園)

サギソウ
ランの仲間の花の構造は3枚の花弁と3枚の萼片
3枚の花弁のうち2枚が両側で上向き
中央の一枚が唇弁といって下向きで様々な形を取ることいなる
ここに様々な個性が現れるという訳なのだが
それにしても、飛んでいるサギを象る(かたどる)とはなんと大胆なこと



(箱根湿生花園)

ウバユリ
ユリ科の花は常に3枚の花弁と3枚の萼片
花を上向きに咲かせるもの、下向きに咲かせるもの、
そしてこの花のように横向きのもののよって大きく花のイメージを変える



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