(2002. 4.13)
春爛漫の小金井公園は、桜の時期の恒例となった。
まずはウサギ顔のホトケノザが歓迎してくれた。かわいいはこべは5枚の花びら。
一枚一枚が深く切れ込んでいるから10枚に見える。
早春は黄色い花が多いという。
その代表のひとつがレンギョウ。
色が軽やかで春の喜びにふさわしい。こちらも早春の黄色い花。
サンシュユ。線香花火のようにかわいらしい花だ。
別名ハルコガネバナという。
恥ずかしそうに落ち葉に隠れちゃったのは
シャイなハコベ。
破れ目からそっとこっちを見ていた。最近は見なくなった木登り。
女の子が一人。いちばん木登りがうまい。
みんなで登ったところで記念撮影していた。
春の期待に胸をふくらませているのは
ハナモモのつぼみ。
まん丸にふくらんでもうすぐはじける。コブシの大木がたくさんあるのが見事。
一雨くると茶色に変色するが、
開花直後は真っ白。晴天に映える。
コブシに近寄ってみる。
まだシベは花粉を出していない。雌しべはたくさんが束になって一本に見える。
雄しべはたくさん。モクレンと同じだ。
枝もたわわに花付きがいいのは、
ヤブツバキではなく園芸種のつばき。
花が大きい。子供達に人気なのはソリの広場。
人工芝をぶあ〜っと降りてくる。
それにしても向こう側のコブシが見事だ。
桜の根元にはタチツボスミレたち。
デジカメで、この色が一番でないみたいだ。サクラがいっぱい。
そろそろ花見のための場所取りの人たちが出てきた。
ちょっと方向違いだが帰りに練馬区大泉の
牧野記念庭園に立ち寄る。
植物学者の牧野富太郎博士の住居を記念したものだ。これは名前の多い植物。
ハナダイコン、ムラサキダイコン、ムラサキハナナ、
オオアラセイトウ、ショカッサイ。人によりさまざま。
途中で見つけたシダレヤバギ。
風に枝垂れた枝がなびいている。同じ木を順光線側からも撮影。
春の風がほおにすがすがしい。
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