(2002. 5.29)
都心も都心、千代田区の真ん中。
北の丸公園から皇居東御苑に野草を見に行く。左の写真は満開のエゴノキ。花はハクウンボクそっくり。
右はシャリンバイ。道路の植栽で普通に見られる。
ハナミズキはアメリカから渡来。
日本に元々あったのはミズキ。印象はまるで違う。これがタニウツギ。ハコネウツギやニシキウツギとは
近縁だが、ウツギとはまるで別の植物だ。
北の丸公園から皇居東御苑に入る。
江戸城本丸の天守閣跡だ。石垣だけ。今、トベラが満開。あたりに芳香をまき散らす。
思わず蜂が集まってくる。
トベラに訪れたアオスジアゲハ。
よほど大量の蜜が出されるのだろう。正真正銘の野生のバラだ。
箱根バラの別名を持つサンショウバラだ。
年輪を積んだ巨木が多い。
その根元にはツワブキが群がる。写真で見るとワスレナグサと同じように見えるが、
キュウリグサの花はずっとずっと小さい。
ウツギの仲間はこちら。
しかし、ウツギとはずいぶん印象の違うバイカウツギ。アジサイに似ているが、花弁状の萼が見えない。
ヤマアジサイが満開であった。
先程と同じ、サンショウバラ。
花の中心部だけをアップにしてみた。キンラン。ひとつひとつの花が1センチほど。
こんなに花付きがよくこんなに開くのは珍しい。
初夏の季節感にふさわしいヤマツツジ。
こんなに都心で巡り会う幸せ。こちらはギンラン。黄色が金なら白は銀の名が付く。
いまや貴重な野生蘭だ。
夏を日本で越す数少ないカモ。
大手町でも有名なカルガモ君でした。ポテトチップみたいな葉っぱ。
ヒュウガミズキは先程のミズキとは関係ない。
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