(2002. 7.28)
最近は箱根湿生花園には一人で行くことが多いが、
久しぶりに同行してくださる方がいて
楽しい花散策になった。こうなったら雨もまた佳しだ。サンショウバラ、というよりもこのあたりではハコネバラ。
雨を受けてどこか嬉しそうにしていた。
雄しべが真っ黄色ということは新鮮な花だ。
マツモトセンノウは九州の花。
でもここは植物園だから各地の花がたっぷり見られる。ニッコウキスゲ咲く草原。
傘を差して来園者は通り過ぎてゆく。
ポテトチップみたいな葉っぱは、
春先に黄色い花をつけるヒュウガミズキのもの。シモツケソウはまだつぼみの方が多い。
もっとも園芸種のキョウカノコの方が有名かも知れない。
このカキツバタは園芸種だろうか。
野生のものより色が浅いような気がする。ハマナス咲く園内。
そういえばこの範囲にひとりも来園者が見あたらない。
ヤマアジサイという野生のアジサイの一種。
装飾花が無く、全部が有性花だ。
なぜか高貴な感じがして好きな花のひとつ。以前に「利尻・礼文−最北の花紀行」で紹介した
ことのある、リシリヒナゲシ。
ここでは以前から見慣れた花になっている。
そう、これも「利尻・礼文〜」でお馴染みの
レブンソウだ。花よりも葉っぱの白い縁取りが美しい。「はじめての尾瀬」でご紹介したトキソウ。
箱根湿生花園の木道は高さが高くて撮影に苦労する。
カキノハグサというのだそうだ。
あまりお馴染みのない植物だが東海から近畿の方は
もしかするとご存じかも知れない。ハンカイソウという大きな花を咲かせる。
箱根湿生花園では馴染みだが野生のものは知らない。
と思ったら静岡以西の本州と九州なのだそうだ。
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