(2003. 2. 1)
次からのロープウェーでは団体客が次々に
運び込まれてきた。初日の出ツアーのバス旅行なのだろうか。
全然防寒の考慮のない人も混じっている。
もう到着早々からあきらめて下りのゴンドラを待つ
人たちも出てきた。それでも次々に運ばれてきて、山頂駅は次第に
いっぱいになって行く。
山頂駅の外にも少し光が出て、周囲がぼんやりと
見えるようになってきた。なんか、箱根というよりは、南極昭和基地みたいな
風情になっている。めちゃくちゃ寒い。
背の低い灌木についた雪の結晶だ。
風の強い所にできる、エビのしっぽと言われるやつだ。コイン望遠鏡。もちろん何も見えない。
それよりじっとしていることすらできない。
すべてが黄色く見えるのは、山頂駅の
フォグランプがほとんどすべての光だからだ。もう駄目。早々に引き上げることにする。
初日の出というのは意外に見えないことが多いものだ。
下りのロープウェーはそれなりにいっぱいになった。 こういう人工光線のなかを出発するロープウェーだ。
ロープウェーの窓。水蒸気の凍結パターン。 山麓駅の駐車場。もう日が昇って明るくなっている。
みなさん明けましておめでとうございます。
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