(2003. 3.26)
前回ご紹介した修善寺虹の郷の帰途、
韮山の反射炉に立ち寄った。反射炉とは、大砲を作るために必要な良質の鉄を
作るための炉だ。熱を反射集中させて高熱を作る。
切り株。もしかしたら江戸時代の反射炉の稼働を
見ているかもしれない。反射炉は2基。細く2本になっているのが煙突部。
その下が炉の本体である。
鋼鉄を作るための純粋な生産設備であることは
間違いないが、造形的にも大変に美しい。当時は、レンガを積んだだけの外見であった。
その後、この特徴的な鋼鉄製の枠組みが追加された。
小さなスポットだが観光客はいつも来ているようだ。
団体のガイドさんの説明を横から聞くことができる。江川太郎左右衛門。鎖国の時代に世界を見据えた。
幕府に軍備を主張し反射炉を作った。
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