(2003. 9. 2)
用事が済んで帰り道。ビルのガラスが鏡になっていた。 昼下がりの強い光が面白い光と影の世界を作っていた。
ビルに反射した光で木が逆光線になっている。 サービスカーたちのたまり場。何かお話ししているのだろうか。
強い光と強い影。 新宿中央公園内のちょっとした階段。
公園内から都庁の建物が見え隠れする。 都会のビルはビルの影。でも時々光が射しているところがある。
花崗岩の地面。ここの光はほぼフラットだ。 大きく太陽が傾くと長い影ができる。
西側の壁には正面から西日が射す。影ができない。 ガクアジサイは影の中にすっぽりと入っている。フラット光。
都庁の壁面。これも西向きの壁である。 イヌを連れた人とすれ違った。
光がかなり柔らかくなった。少しムラなところが優しい。 都庁の広場の中に入ってゆく。大理石の回廊。
超高層ビルはある高さ以上は他のビルの影にならない。 ガラスがほとんど鏡になっている。これも光の効果。
地下にはいると当然自然光は入らなくなる。 公衆電話。人工照明だけの世界だ。
都庁の広場に出た。人通りがまばらな夕方近く。 彫刻には横から当たる光が良い。立体感が強調される。
適度に影が出ないと立体感は強調されないからだ。 こういうのも影というが、立体感とは関係ない。
新宿副都心の夕日がまもなく沈んでゆく。 そろそろ散歩を終えて電車に乗らなくては。
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