(2004. 9.10)
このコーナーの3話前(3月28日)と同じ場所を訪ねた 朝の光が強く、左の写真にも、この写真にもそれが反映している
サクラだけでなくツツジも美しい、ツツジも例年になく早咲きだ サクラを見上げると、その向こう側は青空、こうありたいものだ
なんだか一幅の日本画という雰囲気だ 和風から突然洋風の彫刻が現れる
ここではサクラは見上げるばかりでなく見下ろすこともある
その場合は向こう側は青空ではなく皇居の内堀を満たす水だその水におびただしい数の手漕ぎボート、それが千鳥が淵独特
の風景を形作っている
都心、それも千代田区の中心地にしてこののどけさ 朝の光は相変わらず強くて、サクラの花を照らし続ける
水面のキラキラしているのは既に少しだけ散り始めた花弁たち この枝垂れ方こそ千鳥が淵独特の風景かも知れない
サクラが水面を目指すのは水が好きだからではなく
水面が明るいから、あくまで光を求めて伸びるという花が先に咲く、それから葉が出てくるのだ
この順序を間違えると華やかなサクラにならない
ニッポンの幸せな季節 絶大な存在感のサクラたち
千鳥が淵の端から端まで歩いて北の丸公園の入り口あたり ここから北の丸公園を通って東御苑まで行ってみようか
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