第10回作品展 「花有情」
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ナンバンギセル(向島百花園)
初秋の頃、ススキの根もとをかき分けてみると、この花が見つかる。
名の由来は(*1)の通りだが、別名のオモイグサ(思草)は、物思いにふけっているように下を向いて咲くから。
万葉集にもこの名で登場する。
茎はほとんど地中にあり、鱗片状の退化した葉がつく。
草丈が人の足首〜すねほどの一年草。
深山の草原には、花冠が深く切れ込むオオナンバンギセルが生える。
(*1)南蛮煙管とは、ずばり、マドロスパイプのこと。
花の形が似ているから。
ススキやミョウガなどに寄生する寄生植物。
葉緑素を持たないので、自分ではまったく光合成をしない。
(いがり まさし "野草のおぼえ方 下" 1998 小学館 p92)
CANON EOS-1N SIGMA 90mmAF-MACRO F1:2.8
f2.8 (1/60) (露出補正:0) FUJICHROME Velvia(RVP)
三脚使用せず 98. 8. 9(日) 09:59 (98596V-28)