4.トキの森公園を訪ねる
2004年 8月11日(水) (その4)
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トキの森センターを訪ねる |
明治から大正にかけて乱獲によって絶滅したとされた朱鷺(トキ)が昭和になって佐渡島に生息していることが確認された
昭和9年に天然記念物、昭和27年特別天然記念物、昭和35年に国際保護鳥に指定
野生状態での種族維持が困難ということで飼育による種族維持に切り替え(昭和56年全野生トキを捕獲飼育)たが
関係者の努力にもかかわらず人工孵化には成功しなかった
平成15年、日本産の最後の個体であるキンが死亡した
その後、中国から贈られた朱鷺から毎年着実に孵化に成功している
現在58羽がゲージの中で生活しており、いづれ空を飛ぶことを夢見ている
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朱鷺よキンよ永遠なれ |
トキの森公園には、佐渡トキ保護センターや併設の資料展示室がある
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朱鷺色の翼が空を飛んだ頃 |
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ニッポン最後の朱鷺キン |
資料展示室内の展示の様子だ
朱鷺色の羽根を広げて飛翔している姿のデゴイ(模型)と日本産最後の朱鷺であるキンの剥製
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朱鷺色の初列風切 |
美しいがゆえに乱獲を招き絶滅に至ってしまった朱鷺の象徴である朱鷺色の翼(初列風切)
ピンクパールを思わせるような美しい色彩は、この世のものとは思えないといっても過言ではない
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ゲージの中に保護される朱鷺たち |
ここは動物園のような展示施設ではなくあくまでも保護施設だ
見学者は飼育ゲージの50メートル離れたところから見学可能だ
こちらは朱鷺とは近縁種のゲージなのでもう少し近くから見ることができる
但し、ゲージの色は赤、 ゲージの色が乱反射してほとんど内部は見えない状況だ
もし黒ならばもっと鮮明な撮影が可能だ
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色づくヨウシュヤマゴボウ |
トキの森公園内で撮影
特に朱鷺とは関係ない
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ショップのティーシャツたち |
トキの森公園の土産物のショップで目についたのはティーシャツ
佐渡、朱鷺、朱鷺のイラスト、鬼太鼓など