カタクリとコシノコバイモ (2015年3月23日撮影)
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(箱根湿生花園) |
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カタクリ
長い冬季休園から箱根湿生花園が目覚めるのは3月20日
そろそろ早春の花が咲き始める頃にあたる
にぎやかに咲き競って園内を華やかにするカタクリから
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(箱根湿生花園) |
ナニワズ
夏に葉を落とすことからナツボウズの別名をもつ植物は
オニシバリとナニワズの2種類
いずれもジンチョウゲ科の植物で大変よく似ている
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ネコヤナギ
高山の湿原地帯で一番早く咲く花がこれ
雪の中、少しでも雪解け水があるような場所でいち早く開花する
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ショウジョウバカマ
能楽の「猩々(しょうじょう)」に似た花に
ロゼット状の葉を「袴(はかま)」と見立てた
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(箱根湿生花園) |
エゾエンゴサク
延胡索(エンゴサク)とか華鬘(ケマン)とか名付けられた植物のうち
一番華やかさを持っているのがエゾエンゴサクである
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コシノコバイモ
コシノは「越の」である
つまり、「越乃寒梅」と同じ新潟原産ということ
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イワウチワ
葉の形が丸いことから「団扇(うちわ)」の名が付いた
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(箱根湿生花園) |
ヤチヤナギ
見た目、ネコヤナギやイヌコリヤナギによく似ているように見えるが
ヤチヤナギはヤナギの仲間ではなくヤマモモ科の植物だ
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(箱根湿生花園) |
仙石原湿原植生復元実験区
春には野焼きをすることによって湿原の植生を維持している
昔からの自然と人間の営みが噛みあっているということである
人が手を入れなければ維持できない自然と言うものもある
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(箱根湿生花園) |
キクザキイチゲ
落葉樹の葉が落ちているうちに発芽し開花し実を結ぶ
林床に陽が差し込むわずかの期間にすべての活動を終えてしまうという
春の儚い命、スプリング・エフェメラルと言われているもの
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(箱根湿生花園) |
セリバオウレン
本当に美しい花なのだが、高さはせいぜい10センチほど
大自然の中ではあまりにも小さくあまりにも目立たない
箱根湿生花園のようなところでもほとんどの人が素通りするのが残念なほどだ