花追い人のホームページ
箱根湿生花園 2015

   (2016.3.15 up)

 アズマイチゲとニリンソウ (2015年3月23日撮影)




(箱根湿生花園)

ショウジョウバカマ
能楽の「猩々」では、
全身真っ赤な装束で真っ赤な長い髪を振り回す架空の化け物が舞う
すっくと立ち上がったショウジョウバカマ、
能楽の猩々を彷彿とさせる



(箱根湿生花園)

カタクリ
2枚の葉から一本の花径を立てて一輪の花を咲かせる
葉が一枚と言うことも三枚と言うことも無く
花が二輪咲くということも絶対にない



(箱根湿生花園)

カンスゲ
まあ誰もが花扱いすることも無く
目をとめることすら無い地味な花である
それなのにどうしても足を止めてしまう自分がいる



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

ツノハシバミ
左の写真が雌花、右が雄花である
雄花は大きく大量の花粉を放出する、雌花は細い雌蕊をいっぱいに広げて
少しでも効率的に花粉を捕まえる
探さなければ見つからないほどの花で昆虫が訪花することも無く
風で花粉が媒介される



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

左:キバナノアマナ(ユリ科)
右:キジムシロ(バラ科)



(箱根湿生花園)

イワオモダカ
シダ植物なのでもちろん花が咲くことは無い
オモダカの葉に少し似ている



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

ミツバノバイカオウレン
箱根湿生花園ではしばらくの種名看板が設置されなかった
私は勝手にミツバオウレンとして認識していたが
ずいぶん経ってから、「ミツバノバイカオウレン」という標識が付けられた
良く似ているというより区別がつかない
専門の植物園でもしばらく特定できなかったくらいだからやむを得ない



(箱根湿生花園)

ミズバショウ
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬遠い空♪」(江間章子「夏の思い出」)が
あまりにも有名だが
ミズバショウは春の花である
尾瀬では5月末〜6月に雪止め水が流れる頃、時に水中で花を咲かせる
低地では4月、高山では6〜7月、
要するに雪が解ける頃に開花するのである



(箱根湿生花園)

ネコヤナギ
猫のしっぽのようにふわふわとして暖かそうな花を咲かせる



(箱根湿生花園)

アズマイチゲ
キクザキイチゲ、ユキワリイチゲなど
イチゲ(一華)の名のつく植物はキンポウゲ科イチリンソウ属に属する
学名で言えばアネモネ属
キクザキイチゲなどとよく似ているが、
襟巻のように首元に付く葉の形に特徴がある



(箱根湿生花園)

シュンラン
ラン科シュンラン属は学名で言えばシンビジューム属
シンビジュームは洋ラン、シュンランは東洋蘭と思っている方は正しくない
(園芸の世界ではシュンランをシンビジュームということは無いと思うけど)
このシュンラン、ホクロとかジジババとかいう別名がある



(箱根湿生花園)

ニリンソウ
二輪草と言うくらいで同じところから2輪の花を咲かせる
とはいっても、一輪が咲いている時にもう一輪は下の方に固い蕾で存在する
後の方がしっかり咲く頃には先の花は終わりに近い



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