(2002. 2. 9)
最高裁判所、首相官邸、国会議事堂、法務省という
三権分立の各建物を見てくると
建築物は権威を象徴するという役割を担っているということがよく分かる。霞ヶ関から道路一本分歩くと日比谷公園だ。
日没の時間を迎えた。
オフィスビルは昼間から照明をつけているが
この時間帯からはそれが輝くように見えるようになる。
日比谷公園のイチョウの老木。
イチョウには枝から垂れ下がる部分があり、
それを「乳」というということは知っていたが、
こんな見事な乳は見たことがない。すっかり日が没した。
日比谷公園の公園灯に照らされたツワブキである。
ホワイトバラスを変えて撮ってみた。
奇妙な色に写ったけれど結構見た目通りだと思う。
日比谷公園の噴水は日没後ライトアップされた。
もうアベックの姿は見えず
家路を急ぐ勤め人が圧倒的だ。日比谷公園のベンチ。
昼間は外回り中の営業マン、
昼休みのOLなどでいっぱいだが、もう誰もいない。
噴水にずっと近づいてみる。
噴水の姿が刻々と変化する。
これを眺めている人はほとんど居ない。手前のシルエットになっているのが日比谷公会堂。
後ろのビルは照明に浮かび上がる。
富国生命のビルだろうか。
日比谷公園の日比谷花壇の向かい側。
日生劇場のたそがれ時である。
これから観劇なんていうのもいいかもしれない。その隣が帝国ホテル。
先ほどの噴水でレンズに細かい水滴がついたのか
きらきらと光る前ぼけがとてもきれいだ。
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