花追い人－ぶらりデジカメ散歩


以前は山中湖は冬季全面結氷したのだそうだが、最近２０年くらいは凍らなくなったという。		しかし、この朝は珍しく全体の半分以上の水面が凍ったようだ。


湖周のサイクリングロードには雪が残る。フェンスの向こう側は凍結した湖面だ。		忍野村に向かった「ハリモミ純林」も雪の中。雪晴れの林底に強い光が射し込んだ。


銀塩カメラでよくやるテクニックでは、こういうシーンでわざとタングステンタイプのフィルムを使うことで青白く仕上げることがある。デジカメでは白熱電球にホワイトバランスを合わせる。		忍野村。いつも素通りするが富士山のよく見える墓地がある。富士山を間近にしながらの永久（とわ）の眠り。なんかすごくいいなあ。


忍野村は富士山撮影のメッカだ。池、川、茅葺き、・・・あらゆる近景とともに富士山を狙う。		道ばたに放置された雪の固まり。一部が凍ったり溶けかけたり。氷の芸術がいつの間にか作られる。


茅葺き屋根と富士山。ありきたりの風景は忍野八海の菖蒲池の近くから。		左と同じ場所から。手前が田圃になって雪が積もっている。

今回は２回に分けてお届けしています。以下は（その２）をご覧下さい。

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