(2002. 4. 5)
関越自動車道花園ICから約40キロ。
秩父を通り過ぎたところにある両神村は花の村だ。
ほとんど人通りのない山道に紅白のウメがいっぱい。ちょいと足慣らしに梅やカンスゲを見ながら
山を登っていく。但しさほどの距離ではない。
このあたりには花の村のイメージは無い。
ここのフクジュソウは有名なのだが、
植栽された園芸種と知ってがっかり。
160キロも走って植えられた花を見てもしょうがない。これがそのフクジュソウ。
見頃を過ぎているのは承知で来たのだが、
植栽と知ってすっかり戦意喪失であった。
道々いっぱい咲いているのがアセビ。
毒があって馬が酔うようにすることから馬酔木と書く。これはナンテンの実。
「南天」なのだが、「難転」と書いて縁起物にする。
フクジュソウからセツブンソウへ移動。
こちらは正真正銘の自生のものだ。全体にはほんの少し見頃を過ぎているが、
ひとつひとつ丹念に見てきれいなやつを捜す。
図鑑などで写真を見ている人が
初めて本物を見ると、必ずこんなに小さいのかという。このように花の少し下に葉っぱをつけるのは
キンポウゲ科ではよくあること。かわいい。
白いところは花弁ではなく萼片だ。
黄色い点々が花弁が変化したものだそうだ。園内のマンサク。市街地で見るシナマンサクでは無く
日本に自生するマンサクのほうだ。
川辺に生えている木はハシバミの仲間。
赤い花がいっぱい。橋の上から撮影した。農家の畑にはなんか素敵な背負籠。
まわりのひょろひょろはタラの芽の木であった。
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