(2002. 4. 8)
サクラの開花が近づくと花の種類は急に多くなる。
そんな向島百花園の花たちをご紹介する。左の写真はミスミソウ。葉の形から三角草と書く。
園芸界では雪割草だが、この名前の植物が他にある。
右上とこれはアミガサユリ。
あるいは、バイモ(貝母と書く)でご存じの方も多い。
ユリと言うよりクロユリに近い。オキナグサは実が白いぼうぼうの毛のようで
能楽の翁に煮ているところからの命名。
草丈の低い草だが超ローアングルで狙ってみる。
ウグイスカグラ(鶯神楽)。
スイカズラ科ということもあって、
ウグイスカズラ(鶯葛)と覚えちゃった人が多い。ミツマタ(三椏)。もちろん枝が3つに分かれるからだ。
和紙の原料になる。
一万円札の原料といってもよい。
ボケ(木瓜)。
別にピンぼけともアルツハイマーとも関係ない。スノーフレーク。日本語でスズランズイセンともいうが、
日本語の方はあまり普及していない。
アップで見ると少しスイセンに似ている。
この感じは、同じヒガンバナ科であることによる。アマナ(甘菜)。
日本のチューリップといわれる分類上の位置づけだ。
シュンラン。もちろんラン科だ。
学名を見るとシンビジュームの仲間だ。サンシュユ。春一番に黄金色の花を咲かせることから、
ハルコガネバナという別名がある。
ショウジョウバカマ。歌舞伎の猩々が語源だ。
葉がロゼット状に出るところか袴の名がついた。ヒュウガミズキ。ミズキの名があるが
ミズキ科のミズキやハナミズキとは関係ない。
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