ぶらりデジカメ散歩
 花いっぱいの皇居東御苑 (その1)   2002年 4月18日(木)
(2002. 5. 8)


キリシマツツジ ヂシバリ
皇居前広場や北の丸公園は知っているけれど、
都心にありながら意外に知られていないのが
皇居東御苑だ。
   ここは江戸城の重要な部分で、
本丸、天守閣跡、有名な松の廊下、二の丸などは
この東御苑にあるのだ。

カキドオシ アオキ
左上から、キリシマツツジ、ヂシバリ、カキドオシ。
これだけじゃない。いつでもたくさん花に会える。
   直径6〜7ミリの小さな緑色の花はニシキギだ。
目立たない花だが咲いているとても魅力的だ。

ヤマツツジ エビネ
昭和天皇のご発案で残された雑木林。
さまざまな野草が見られる。
これはヤマツツジ。もちろん園芸種ではないものだ。
   エビネ。いま天然物を捜すのはとても困難になった
野生蘭である。
今年は例年よりずっとたくさん見ることができた。

ホウチャクソウ ホウチャクソウ
二の丸庭園に一面のシャガが咲くところがある。
シャガの盛りは終わったがその近くの
ホウチャクソウが今は満開だ。
   ホウチャクソウは寺院の屋根の四隅からぶら下がる
宝鐸(ほうたく/ほうちゃく)に因む。
チゴユリ、アマドコロとは花の付き方が違う。

シロヤマブキ ヤマブキ
シロヤマブキとヤマブキを並べてみた。
シロヤマブキは4弁、ヤマブキは5弁です。
   太田道灌の「実のひとつだに無きぞ悲しき」とは
八重ヤマブキのこと。一重のものは実をつける。

シャガ 二の丸庭園
盛りを過ぎたなんて書いちゃったけど、有りました。
シャガはアヤメ科の花。
とても繊細な模様が目印です。
   二の丸庭園の池には、ヒメコウホネ、アサザ、ヒシ
などの各種の水草が花をつける。
それぞれ開花期が違うので何回も行かなければ。

ツツジ咲く キリシマツツジ
二の丸庭園はツツジ、サツキがたくさん。
もちろん、サツキはツツジが終わってからだ。
   本来はゴールデンウィーク頃のツツジだが
今年はご多分にもれず早く咲いた。

今回は2回に分けてお届けしています。以下は(その2) をご覧下さい。


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