(2003. 1.15)
とある紅葉の季節の夕方のこと。
千鳥が淵あたりから日比谷公園あたりまで散策した。要するに皇居の内壕に沿って約半周をまわる
コースである。
千鳥が淵はボートに乗る人もなく、つながれたまま。
後方は壕の上を縦横に通る首都高速道路だ。千鳥が淵公園は壕に沿った遊歩道のような公園。
サクラ並木で有名だがコスモスの花壇くらいはあった。
壕に写った青空と白い雲。秋にふさわしい風景だ。 体育会系なのだろうか、円陣を組んで体操をしている。
ヤナギが風に揺れた。後方の光はもう夕方のもの。 季節はずれのツツジの花。ツツジは狂い咲きが多い。
サザンカはこれからがシーズンの始まりだ。 いわゆる桜田門。警視庁の庁舎だ。
巨大アンテナが警察機構の情報の重要性を暗示する。
葉を落としつつある樹木、夕方の空、そして雲。 虫食いの穴だらけの桜の葉、そして黄昏の空だ。
これも狂い咲きだ。結構あちこちで見かける。 空には上弦の月。夕方になるほど目立ってくる。
お濠の向こう側の空がずいぶんと夕方っぽくなった。 皇居のお濠と言えば、コブハクチョウ。ペアでこちらに。
今回は2回に分けてお届けしています。以下は(その2) をご覧下さい。
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