(2003. 1.14)
自衛隊十条駐屯地の跡地を市民の手で
自然公園にするプロジェクトが進行している。都会の中に自然を呼込もうという壮大なプロジェクトだ。
近くの幼稚園の団体だろうか。
手に手にガマの穂綿を持っている。
ここでは公園の植物は取ってはいけないということ
ではなく本来の自然との関わり合いが生きている。何気なくという感じで、ムラサキシキブ。
そんじょそこらで見るムラサキシキブという名の
コムラサキシキブではない。
本物のムラサキシキブなのだ。
園内は紅葉が始まっており
どちらを向いてもとても美しい。
自然度が高いのでとても癒される空間になっている。ピラカンサ。
だが、そこらの植え込みとは違って
いかにものびのびと育っている印象だ。
ススキが秋の風情を一層醸し出している。 マユミ、小さな幼木が育っているようだ。
園内の小さな池にはカルガモが何番(つがい)かいた。
幼稚園児のすぐ近くまで泳いでくる。
人がいじめないから、人をおそれない。ガマの群生だ。先程の園児が手に持っていたやつ。
少しぐらい折り取られてもびくともしない分量だ。
もしかすると因幡の白うさぎがいるのかも。
山の上にはキャンプ場が作られている。
そのカマド場がこれ。
自然公園とは少し印象が違うくらい充実した設備だ。公園管理事務所の受付窓口である。
窓のまわりに繁茂した蔦(ツタ)がすごい。
それがことごとく紅葉していて美しい。
この蔦(ツタ)の紅葉は日当たりの良さを示唆している。 車椅子も通れる紅葉のスロープ。癒しの道でもある。
ホトトギスを見つけた。
タイワンホトトギスじゃなく日本在来種のほう。黄色い菊は、コウゾリナらしい。
周囲の赤い葉はニシキギだ。
名前がかわいそうなヘクソカズラの実。
とても綺麗で悪臭のことなど忘れてしまう。鋭いトゲのある枝はいかにも痛そうだ。
カラタチの刺は痛いよ♪とは北原白秋の歌だ。
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