(2007.1.2 up)
前回のこのコーナーでは、東照宮ぼたん園へ行くために
上野公園に出掛けたと書いたが、そのまま、餃子を食べて三ノ輪に向かってしまった
順序が入れ替わるが、東照宮を紹介しておくことにする 但し、冬ぼたんについては、別途「都内お花事情」に譲っておく
(まだアップされていません--悪しからず)
それにしても、東照宮の絵馬(えま)には英語はもちろん、ハングル語、中国語、アラビア語など各国語が見られる 東照宮と言えばもちろん徳川家康、日光が有名だが、静岡日本平とここ上野にもある
カーテンに相当するものは何というのだろう
木造建築と見事にマッチしてとても美しい仏具の一種なんだろうと思うが鈴の付いた杖のようなもの
地面を突きながら歩くとシャンシャンと音がしそうだ
東照宮の周囲を一周するように付けられた通路 当時のものではなく後から作られたものらしい
日光でもそうだが、創建当時の極彩色の様子がうかがわれる あまり塗り替えられた様子はないが往時は豪華絢爛だった筈
内部はかなり暗くて手持ち撮影は限界だ
ストロボを使うとこの雰囲気が出てこない手ぶれ限界で撮影すると、逆に輝いて見えるようになる
武家とはいっても鎌倉時代とは違ってすごく平和に見える 儀式用の太鼓なのか、極彩色の絢爛豪華が想像される
どこもかしこも派手なペイントが施されていたようだ 一応寺院と言うことになっているが、信仰ではなく権力の誇示のように見えてしまう
江戸時代、長期の平和で文化が爛熟した時代である 真っ赤なペイントと金箔の輝き、想像してみてください
朱色、ブルー、グリーン、各種原色がふんだんに使われている この辺りは当時の色彩がかなり残されている
ここに緋色の糸で飾られた鎧兜(よろいかぶと)の武将を立たせたところを想像してみよう 武士の時代の建物だが、ここで戦をすることは想定されていない
戦国時代や鎌倉時代なら寺院といえども城塞の機能を有していたのと対照的である ただただ豪華に権力の誇示が主眼となっているようだ
双葉葵、もちろん徳川家の紋章だ 常夜灯、武家らしい無骨さを持っている
これはその後出来たもの 「核兵器をなくし永遠に平和を誓う、広島・長崎の火」とある
東照宮の五重塔は上野動物園の方にある 千社札、文化財の保存には問題だが、寺院として今も生きていることの証でもある
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