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開場を待つ(木下大サーカス) |
そういえば、このくらいの小さな頃にサーカスに連れていって貰った記憶がある。
いったい何十年ぶりになるのだろう。
さいたま市新都心に木下大サーカスがやってきた。
お誘いを受けて見に行くことにした。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-3)
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魔法のテントの中で(木下大サーカス) |
近くに大きなイベントホールがあるのに、サーカスは空き地にテントを張って行っているという。
でもそれもその筈。
テントにはさまざまな仕掛けがあってそれを他の建物の中で再現するのは不可能であろう。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-9)
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踊り子(木下大サーカス) |
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曲芸師(木下大サーカス) |
で、会場の雰囲気も盛り上がった頃合いを見て、木下大サーカスのスタートだ。
会場の照明が落ちて、出演者がスポットライトに浮き上がる。
いよいよ幕は切って落とされた。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-29)
木下大サーカスは日本を代表するサーカスだが、出演者には外国人がたくさん現れる。
お尻を出している奇妙な衣装だが、この後、上に着ているものを脱ぎ捨てるとレオタード姿が決まっている。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-30)
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曲芸師(木下大サーカス) |
さあ、これからショーが始まるよ。
そんな感じで出演者が現れる。
司会もプログラムも無いから何が始まるのは見ていなければ分からない。
こうして無言の内にプログラムはどんどん進行して行く。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-33)
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テントの中(木下大サーカス) |
こうして見るとテントの中にはさまざまなものが詰まっているのが分かる。
照明や音響の設備はもちろんのこと、観客達の夢や出演者達の人生だ。
この限られた空間に全ての物が詰まって小さな世界を形作っている。
Canon new F-1 AEV FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-00A)
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倒立(木下大サーカス) |
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ゾウ使い(木下大サーカス) |
パートナーの頭の上に片手で倒立をしている。
均整の取れた引き締まった肉体が美しい。
日頃の訓練の賜でもあるが、パートナーとの信頼の賜でもある。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-11A)
大型の動物が登場するのもサーカスの楽しみのひとつである。
おそらく昔はこうした動物はサーカスだけで見ることが出来たに違いない。
キリンも出てくるがほとんど芸をしないため、やはり人気ナンバーワンはなんといってもゾウなのだ。
Canon new F-1 AEV FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-18A)
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空中ブランコはじまる(木下大サーカス) |
空中ブランコが始まらなければサーカスは終わらない。
この大テントの中にあっという間にこれだけのネットが張られたときには、ただそれだけで感動してしまった。
そう言えば、機材のセットや動物の糞の掃除をしている人たちの身のこなしが素晴らしい。
実はこの人たちはみんな他の出し物の出演者たちなのだ。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-22A)
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空中ブランコ(木下大サーカス) |
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フィナーレ(木下大サーカス) |
これだけ遠く見上げる位置から見ても空中ブランコの迫力には息を呑む物がある。
左右からダブルで同時に跳躍する物、目隠しをしてジャンプするもの、いろいろある。
ジャンプする人よりも受け取る人に高い技術があることが伺われる。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-27A)
サーカスで道化の役割は昔も今も変わらない。
他のメンバーが宙返りを決めて空中ブランコからネットへ落下するのに対して、道化役は見るも危なっかしく落下する。
そして、それが空中ブランコのフィナーレでもあり、サーカス全体のフィナーレでもあった。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO400
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C22Q-36A)
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ケヤキ紅葉(木下大サーカス) |
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テントが見える(木下大サーカス) |
木下大サーカスを見終えてテントの裏へ回るとシマウマやラクダ、キリンなどが居た。
周囲のさいたま市新都心は新しいビルが立ち並ぶ新しい町である。
ケヤキ広場のケヤキは今ちょうど黄葉の盛りを迎えた。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C24P-2)
ビルの谷間の舗装された広場に立つ黄葉したケヤキである。
一本一本ビルとの位置関係で日当たりが違うから黄葉の色合いが異なる。
遠くに見える赤いテントが今見て来たばかりの木下大サーカスのテントである。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C24P-4)
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ケヤキ(木下大サーカス) |
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広場にて(木下大サーカス) |
さいたま市新都心というのは京浜東北線の大宮と与野の間に新しくできた駅である。
駅前は新しい町にありがちないかにも人工の広場である。
もちろん、木が植えられていて憩いの空間を演出しているのだが、もちろん本物の自然ではない。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C24P-5)
それでも、計画して演出して作られた木であっても、木は木である。
秋になれば紅葉もし、光が当たれば優しく光を透過させる。
ここではこんな木に人々は憩わなければならない。
Canon new F-1 AE FUJICOLOR ISO100
三脚使用せず 2002.11.19(火) (02C24P-6)
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