花追い人のホームページです。   2003

立春間近、白梅香る頃 2003年 2月 2日(日)
(2004. 2. 4)


ツバキ(神代植物公園)
ツバキ(神代植物公園)

ヤブツバキなのか、それによく似た園芸種なのか。
花の色がなまめかしい。
カルメンの唇のようだ。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D001)



ロウバイ(神代植物公園)
ロウバイ(神代植物公園)

ロウバイはウメとは何の関係もない。
花が似ているというわけでもない。
それなのに梅の字のついた名前だ。
しかし、こうしてつぼみに時によく見るとどことなく梅のつぼみに似ている。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D005)



枯れハマギク(神代植物公園) 枯れハマギク(神代植物公園)
枯れハマギク(神代植物公園) 枯れハマギク(神代植物公園)

ハマギクが枯れた。
まるでシロタエギクのように葉も茎もなにもかも真白に化けてしまった。
どことなく魅力的で思わずレンズを向けた。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D020)

同じ枯れ草なのだが、わずかの角度の違いで表情がずいぶんと異なる。
もしかすると枯れた花の方が表情豊かなのかも知れない。
若い人よりも年寄りの方が人生にバリエーションがあるように。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D027)



マンサク(赤)(神代植物公園)
マンサク(赤)(神代植物公園)

マンサクは本来は黄色の花。
それが時に微かに赤みが入ることがある。
そんな僅かな赤みを選別したのだろうか。
園芸種のマンサクには赤い花のものがけっこうある。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D048)



マンサク(神代植物公園)
マンサク(神代植物公園)

しかし、やはり黄色いマンサクの方が自然に見える。
一般に早春の木の花に黄色い花が多いのだが、そういう意味で黄色い花には早春のイメージが内包されている。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D061)



ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)
ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)

白梅はもちろん花弁が白い花である。
しかし、花全体のイメージとしてはほんのりと赤いという感じがする。
赤い萼がそのイメージを作っているのかも知れない。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D076)

後ろ向きの花である。
こうなると赤い萼が鑑賞のポイントになる。
萼が花弁状になっているものを除いて、萼が鑑賞のポイントになる植物って意外と無いのかもしれない。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D087)



ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)
ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)

枝いっぱいに花が隙間無くつくというのでもない。
まばらに数輪付いているだけでなんという存在感なのだろう。
少なければ少ないほど独自の雰囲気を醸し出す。
春ではなく、春の予感のような花だ。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D090)

花よりも膨らんで行くつぼみ。
そこに存在感と季節感が存在する。
だからウメの花は冬から春まで目が離させない。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D101)



ウメ(神代植物公園)
ウメ(神代植物公園)

花の後ろのほんのりとした光が季節を物語る。
こんな微妙な変化が季節感につながるのはこの時期の季節の変化が劇的だからだ。
今が一番寒い時期なのに今が一番春が恋しい。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D113)



ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)
ウメ(神代植物公園) ウメ(神代植物公園)

つぼみが全部萼に包まれている時は赤いということがよく判る。
膨らんで行くに従って白い花弁がそとから見えるようになる。
丸いつぼみのイメージがウメモドキやロウバイと共通の雰囲気を醸しているのかも知れない。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D123)

ウメは毎年強い剪定を受けるので枝振りが入り組んでくる。
そんなことで花そのものよりも枝振りというのが観賞用に珍重されたりもする。
新しい枝は花をつけ、古い枝は枝振りに貢献する。
CANON EOS-D60 2003.2.2(日) (030202D139)


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