2003
フジ、ボタン、キヌガサソウ 2003年 4月27日(日)
(2004. 4.29)
|
|
|
バテイコウ(神代植物公園) |
|
タンポポ(神代植物公園) |
バテイコウは馬蹄香と書く。
どこが似ているのか、ウマノスズクサ科の植物だ。
そう、解剖学的には似ているかもしれないが、印象はあまりにも異なっている。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F002)
タンポポだけじゃあなかなか写真に撮ることも無いのだが、こういう垣根と絡めるとまた別の写真になる。
ずっと昔からじっとここに咲いていたかのように。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F005)
|
オオツクバネウツギ(神代植物公園) |
大きな口をあいている。
何かを叫んでいるのだろうか。
おい、ノドチンコが見えてるぞ。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F037)
|
ツルニチニチソウ(神代植物公園) |
花びらが少しねじれているのはキョウチクトウ科の氏素性。
いつもちょっと気取っているのは今日咲いたばかりの花だからなのか。
ニチニチソウの名のとおりすべては一日花。
今日咲いて、今日の内に花は終わる。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F053)
|
チューリップ(神代植物公園) |
ちょっと透き通ったガラス細工のようなチューリップ。
ステンドグラスの技法を凝らしたランプの笠のようだ。
「チューリップ、春の光を喜ぶの図」。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F059)
|
シャガ(神代植物公園) |
光が強く当たって強い影ができた。
本来木陰に咲く花なのだけれど、意外と強い光のもとで見ることが多い。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F081)
|
|
|
キノコ(神代植物公園) |
|
アジュガ(神代植物公園) |
キノコの親が木で、木の子供がキノコ。
キノコが大きくなっても親と同じような木になるわけではない、いつまでたっても子供のまま。
小人のように見える。
夜中になるとこっそり踊っているんじゃないだろうか。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F093)
淡いブルーが美しい。
不気味さが次第に美しさに変わって行く。
もちろん、私自身の印象だけの話だ。
花自体が変わって行く訳じゃない。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F149)
|
|
|
フジ(神代植物公園) |
|
フジ(神代植物公園) |
上半分が花、下半分がつぼみ。
もちろん、上から下に順番に咲いて行く。
半分くらいが咲いた頃が見頃といっていいんだろうな。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F196)
小さな花が無数に集まってひとつの穂ができる。
無数に集まっての房なのだが、ひとつひとつの花がちゃんと美しい。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F213)
|
フジ(神代植物公園) |
ひとつひとつの花は精一杯外側に出ていこうとして背伸びをしている。
まるで外に出れば出るほど蜂がやってきてうまく受粉ができると信じているかのように。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F226)
|
ボタン(神代植物公園) |
白の中に微かな灰色が混じる。
全部が白かったらまるで立体感や薄い花弁の質感が見えてこない。
かといって、灰色が灰色過ぎると軽やかな白い花の感じが出てこない。
白いボタン、こいつがいちばん難しい。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F237)
|
|
|
エビネ(神代植物公園) |
|
カラスビシャク(神代植物公園) |
根の形から名前が付いている植物のひとつだ。
昔は普通に何処にでも生えていて簡単に引き抜いて根の様子を観察できたということなのだろうか。
それとも、根を食用や薬用としてよく用いたから見慣れていたのだろうか。
今では引き抜くなんて考えられない植物になってしまった。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F245)
カラスビシャクとハンゲとはどちらが本名(標準和名)なのだろう。
この花が咲く頃の季節をハンゲが咲くから半夏生(ハンゲショウ)という。
カラスビシャクとは別に半夏生の頃に咲くことからハンゲショウという植物がある。
なかなかややこしい。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F277)
|
|
|
キヌガサソウ(神代植物公園) |
|
キヌガサソウ(神代植物公園) |
最近植えられたものらしい。
この花を園内に見つけた時は正直大パニックであった。
山の花の大のあこがれの対象だったからである。
いつかきっとと想っていた花をこんなに簡単に見るということは嬉しい事なのだろうか。
ひとつあこがれを失ってしまったのかも知れない。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F287)
花弁の数は6枚くらいから11枚くらいまで。
なかなか気まぐれな植物である。
ところが面白いことに、花弁が7枚ならこの花の下に葉がつく。
案外几帳面なところのあるやつでもあるんだ。
CANON EOS-D60 2003.4.27(日) (030427F306)
本サイトに掲載の、写真・文章の著作権は サイト主宰者 にあります。無断転載/無断使用はお断りします。
LINKを張る場合は、TOPページへ。 また、E−mail 等による連絡をお願いします。
© 2004 Copyright hanaoibito