花追い人－神代植物公園

	_２００４
	_{スイセン/ロウバイが咲くばかり}_{２００４年１２月１９日（日）}	(2005.12.20 up)

シロヤマブキ葉（神代植物公園）

１２月の神代植物公園はさすがに花が少なく
今日のような晴天の日曜日でも
お客さんは数えるほどだ
我々も花を撮ることはできずに
光がきれいなら葉でも実でもなんでも撮ることになる
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0005)

マンリョウ（神代植物公園）

年末からお正月に掛けては、千両・万両というような
縁起物には注目が集まることになっている
実のところも葉の部分もきれいな光が入って
思わぬシャッターチャンスが訪れた
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0027)

ノイバラ葉（神代植物公園）

いわゆるバラの原種ということなので
花は園芸改良されたバラよりも一段と地味である
しかし、葉の方は園芸種と全く変わることがない
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0028)

ノイバラ実（神代植物公園）

花が無くなった季節には実の成る木は格好の被写体になる
ノイバラは今頃のそんな季節の代表的な被写体になってくれる
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0050)

モミジ（神代植物公園）

紅葉がきれいになるのは都内では１２月に入ってから
そういう眼で探してみると結構被写体になるものが見つかってくる
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0067)

スノードロップ（神代植物公園）

これも花のない時期のいい被写体になる花である
花粉を媒介する昆虫なんかはとんと訪れる気配がない
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0075)

トチノキ空（神代植物公園）

植物としては生きていても、葉を落とした木は枯れ木と呼ばれる
立ち枯れとか枯死とかとは意味が違って
冬に葉を落とすのは生きてゆくための生理活動なのにである
見た目に生命力を感じたとしても言葉としては枯れ木と言われる訳だ
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0088)


ウメ（神代植物公園）		ウメ（神代植物公園）

ウメ（神代植物公園）
冬至梅といえば、１２月下旬に開花する早咲きのウメのことだが
それよりも更に早く１２月の中旬にすでに咲き始めた
俳句で言えば観梅ではなく、探梅と言われる季節感だ
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0095)

なぜか、一重のウメははっきり春が来てから開花するのに
八重のウメはまだ冬の内に咲き始める
花に光が入ってほんのりと明るい雰囲気になった
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0101)

メグスリノキ（神代植物公園）

メグスリノキはカエデの仲間である
葉はカエデのような（掌状）形にならなくて
３枚の小葉からなる複葉になる
一見カエデには見えないが
紅葉の見事さはカエデの仲間であることを雄弁に物語っている
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0110)

モミジ（神代植物公園）

光が当たってとても嬉しそうだが
もう紅葉してしまったから
きっと光合成をして親木に栄養を送ることはできないんだろうな
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0119)

スイセン（神代植物公園）

梅園の足許にたくさん咲くのはいわゆるニホンスイセン
もちろんウメとは開花時期が近くこれからしばらくは楽しめそうだ
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0131)


ロウバイ（神代植物公園）		ロウバイ（神代植物公園）

ロウバイ園は梅園の隣、というより梅園の一画にあるという感じだ
ここ数年、樹精が衰えたようで少し花付きが悪くなった
それでも、この時期に重要な被写体になることは間違いない
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0140)
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0149)

ロウバイ（神代植物公園）

少し黄葉したロウバイの葉は、花と同様に蝋細工のイメージを持つ
ちょっと葉の質感をメインに作画してみた
OLYMPUS E-1 2004.12.19(日) (041219o0161)