花追い人のホームページ   九州紀行−神々の住む郷
(2002. 7.31)

(4) 高千穂峡(その2)

[6月27日(木)] (その4)


ナス科の花 オカトラノオ
[写真1]:ナス科の花 [写真2]:オカトラノオ

[写真1]:ナス科の花
神橋、御橋間の2kmは遊歩道になっている。
もっとも、我々が歩いたのはそのうちのほんの一部だけ。
その間、いわゆる高千穂峡断崖と滝を垣間見ながら野草を満喫したりする事ができる。
このナス科の花はちいさな花であった。
名前が判りません。
どなたかご教授をお願いします。

[写真2]:オカトラノオ
さりげなくシダの間に挟まるようにオカトラノオが咲く。
こういうさりげなさが野草のいいところだ。(ユキノシタ科)



ネムノキ 高千穂峡
[写真3]:ネムノキ [写真4]:高千穂峡

[写真3]:ネムノキ
このネムノキは、高千穂峡の断崖のてっぺんに生えていた。
あの渓流の水で育っているのだ。
神々の水で育ったネムノキ。(ネムノキ科 すこし古い図鑑ではマメ科)

[写真4]:高千穂峡
ボートに乗らなければ高千穂峡の散策はこの遊歩道から行うことに成るのであろう。
もちろん、そうであっても絶景に変わりはない。
岩の断崖絶壁に流れる清らかな清流。




ネムノキの葉
[写真5]:ネムノキの葉

[写真5]:ネムノキの葉
さきほどの[写真3]のネムノキの葉である。
もちろん紅葉の時期ではなく何らかの原因でこの葉だけが枯れたものだろう。
べつにめずらしいとかいうことは無いのだがなぜか心引かれた。




テリハノイバラ
[写真6]:テリハノイバラ

[写真6]:テリハノイバラ
園芸種のバラの原種というか野生のバラの一種である。
これでも一応木なのであろうが、丈が10センチあるかないかのミニサイズだ。
たった一輪だけしかなかったが、由緒正しい高貴な印象。(バラ科)



滝
[写真7]:滝

[写真7]:滝
さきほどボートから見たのと同じ滝である。
神々しさはボートから見たのと同じ。
ここからなら三脚を立てても揺れることはない。
思う存分スローシャッターが使用できる。



遊歩道にて 遊歩道にて
[写真8]:遊歩道にて [写真9]:遊歩道にて

[写真8]:遊歩道にて
遊歩道を歩く時はこのような目立たない花を探しながら歩いている。
足許の草花を探すのと目の高さより高い木の花を探すのを同時並行的に行っている。
その目配りの比率がなかなか難しい。
その他に眼下に高千穂峡の渓流や滝が見え隠れする。
なかなか忙しいがそれだけ楽しい散策である。

[写真9]:遊歩道にて
川沿いで湿り気の多い場所である。
岩に苔がびっしりと付いていたり、木に苔のように付着している葉がある。
そろそろ旅の1日目の行動を終えて今日の宿泊地へ向かわなければならない。



ホテル神州より
[写真10]:ホテル神州より

[写真10]:ホテル神州より
高千穂峡というよりは、高千穂神社からほんの数分の距離にある。
ホテルの部屋は5階。
窓から眼下の町並みを眺めてみる。
ここが神々が住む高千穂町の町並みだ。

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