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能登半島フォト紀行(その2)
石川県珠洲市

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つたの家(能登珠洲市)
つたの家(能登珠洲市)

 能登の海岸に沿った町並みの建物は顕著な特徴を持っている。どの家も必ず瓦屋根。
それも特徴のある黒い光沢を持った瓦だ。
もう一つはある方向の壁には窓がないことだ。
別の方向には異様に小さい窓があることはあるが、おそらくは部屋の中はかなり薄暗いと思われる。
この特徴は古い建物ばかりでなく、ここ1〜2年の建物も同じである。

Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f4.0付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.05(水) 14:28 (00A15F-13A)

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医薬用外毒物劇物(能登珠洲市)
医薬用外毒物劇物(能登珠洲市)

かつては戦後の復興期に建てられた「バラック」という建築様式で特徴ある板張りの壁をよく見ることができた。
さすがに最近は見ることができなくなった。
このバラックとよく似た横板張りは能登ではごく普通に見ることができる。
比較的新しい建物でも同様だ。
それにしても「医薬用外毒物劇物」とうのは強烈な印象だ。

Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f4.0付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.05(水) 14:30 (00A15F-16A)

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ボート(能登珠洲市)
ボート(能登珠洲市)

海岸から少し離れたところにテトラポットで小さな島を作った。
恰好の波除けになっている。
ここにカモメの群が住み着いたりトビが行き来したりする。
ちょっと不思議なのは、陸とはつながっていないテトラポットの島にボートがつながれていること。
つないだ後どうやって帰ってきたのだろうか。
このボートを海に出すにはどうやってロープを解くのだろうか。

Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f8.0付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.05(水) 14:34 (00A15F-17A)

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能登の家(能登珠洲市)
能登の家(能登珠洲市)

能登半島でよく見られる瓦屋根は冬の雪への対応。新潟ほど雪深くはないけれど屋根に凍り付くような重たい雪である。
窓が無かったり、あっても小さく一定方向のみにつけられているのは海風への対策。
日本海の厳しい自然が建物の様式に大きな影響を残している。
もちろん建物だけではなく生活の様式にも大きな影響を与えている筈である。

Canon AE-1 PROGRAM FD135mm F1:3.5
(f8.0付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.05(水) 14:55 (00A15F-23A)

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窓のない壁(能登珠洲市)
窓のない壁(能登珠洲市)

長い長い板壁。一つも窓がないけれどこれは倉庫というわけではない。
どうにかして別の壁面をみれば小さな窓がついているからだ。
古い家も新しい家も、大きな家も小さな家も同じ様な窓のない建物が建ち並ぶ。
冬の荒れた日本海とどんよりとした灰色の空の下でこの建物を見てみたい気がした。

Canon AE-1 PROGRAM FD50mm F1:1.8
(f5.6付近) 1/250 (露出補正:0) AGFA COLOR HDC 100 Plus
三脚使用せず 2000.07.05(水) 15:04 (00A15F-26A)

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