花追い人のホームページ    尾瀬花紀行8
(2006. 9. 1 up)

1.鳩待峠から至仏山を登る

[2005年 7月11日(月)](その1)

2005年7月11日(月)〜7月13日(水)、この年3度目の尾瀬に出かけた
たっぷりと雪の残る5月(「尾瀬花紀行6」)、トガクシショウマに驚喜した6月(「尾瀬花紀行7」)に引き続くものであり
比較的地味な花を中心とはいえ、なんといっても、いちばん花の種類の多いころだ
コースは、至仏山に登って山の花を楽しんだ後、ゆっくりと尾瀬ヶ原を散策するだけであり
尾瀬沼へも燧ヶ岳にも行かないのんびりとしたものである

今回から約21回の予定の連載になるでよろしくおつきあいをお願いします。

なお、
このホームページで尾瀬の紹介は、
第1回「はじめての尾瀬」(2001.7.2〜2001.7.4)
第2回「尾瀬花紀行2」(2002.7.6〜2002.7.9)
第3回「尾瀬花紀行3」(2002.8.17〜2002.8.19)
第4回「尾瀬花紀行4」(2003.7.22〜2003.7.25)
第5回「尾瀬花紀行5」(2004.6.29〜2004.7.1)
第6回「尾瀬花紀行6」(2005.5.19〜2005.5.20)
第7回「尾瀬花紀行7」(2005.6.22〜2005.6.23)
をそれぞれアップ済みなのであわせてご覧下さい。



鳩待峠 05:44
鳩待峠 05:44

例によって早朝に自家用車で東京を発って、尾瀬戸倉の並木駐車場に駐める
そこから乗合タクシーに乗り換えて鳩待峠
朝起きてこれだけの行程をこなして
ようやく05:44になったところだ
一日が長いというのはこういうことだ



ギンリョウソウ(尾瀬 至仏山)
ギンリョウソウ(尾瀬 至仏山)

鳩待峠で明るくなるのを待って、というより、実はまだ薄暗いうちに至仏山を登りはじめる
最初の森の中は相当暗くてなかなかカメラを構えられる状況に無い
それでも最初に撮影するのはいつものギンリョウソウ
シャッター速度8分の1秒
念入りに三脚をセットしないと完全にぶれるような光線状態である



ユキザサ(尾瀬 至仏山)
ユキザサ(尾瀬 至仏山)

ひとたびカメラをザックから取り出して三脚にセットしてしまえば
あとは次々と現れる花を思うままに捉えてゆけばよい
ユキザサ、これだけ満開状態のものにはなかなかお目にかかれない



マイヅルソウ(尾瀬 至仏山) マイヅルソウ(尾瀬 至仏山)
マイヅルソウ(尾瀬 至仏山) マイヅルソウ(尾瀬 至仏山)

中央の縦に伸びる花穂をタンチョウヅルの首、
その両側に広がる2枚の葉を羽根に見立てた
2枚の葉が高さを変えて広がっているのをタンチョウの舞った姿とし
マイヅルソウという



ヅダヤクシュ(尾瀬 至仏山)
ヅダヤクシュ(尾瀬 至仏山)

あまり目を引く植物ではないが
これに出会うと尾瀬に再び来ることができたという感慨がある



ハリブキ(尾瀬 至仏山) ?(尾瀬 至仏山)
ハリブキ(尾瀬 至仏山) ?(尾瀬 至仏山)

至仏山の登山道ではたくさん出会うハリブキ
そして、トリアシショウマ(ユキノシタ科)か、ヤマブキショウマ(バラ科)
科が異なるのによく似ている



ナナカマド(尾瀬 至仏山)
ナナカマド(尾瀬 至仏山)

林の中を歩いてゆく
足元の花ばかり気にしていると気に咲く花を見落としてしまう



シロバナヘビイチゴ(尾瀬 至仏山)
シロバナヘビイチゴ(尾瀬 至仏山)

シロバナヘビイチゴ
下界の黄色いヘビイチゴの仲間だが、花が白いものは高山植物となる
まだ早朝で葉にはたくさんの水滴が美しい



ミツバオウレン(尾瀬 至仏山)
ミツバオウレン(尾瀬 至仏山)

いつもこの辺りでたくさん見られる
ミツバオウレン、ふつうのオウレンよりもはるかに花が大きい



キンポウゲ(尾瀬 至仏山)
キンポウゲ(尾瀬 至仏山)

足元の草花のなかでは黄色い花が一段と目だっている
キンポウゲ、またの名を、ウマノアシガタともいう



ツボスミレ(尾瀬 至仏山)
ツボスミレ(尾瀬 至仏山)

町中でも普通に見かけるツボスミレだが
尾瀬で見ると、いくらかキリリとしているように思えてくる



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