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シーズンズグリーティング
7月第3週(7月20日〜7月26日)

ハス咲く水元公園から向島百花園へ
(2003. 7.10)


[7月22日]

[写真1]オニバス(水元公園) [写真2]ハス(水元公園)
[写真1]オニバス(水元公園) [写真2]ハス(水元公園)

[写真1]オニバス(水元公園)
今は水元公園の一部になっていたが、以前は都立水産試験場の敷地内であった。
ここに今では珍しくなったオニバスの自生地がある。
年によって花の多寡が極端に違うが今年は明らかに少ないほう。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D010)

[写真2]ハス(水元公園)
ハスの撮影は早朝でなければならないと相場が決まっている。
それなのに、出るのが遅くなって到着したのは昼過ぎ。
それじゃハスは開いた花ばかりになるのは当然のこと。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D018)



[写真3]ハス枯れ花(水元公園) [写真5]ハス残り花(水元公園)
[写真3]ハス枯れ花(水元公園) [写真5]ハス残り花(水元公園)

[写真3]ハス枯れ花(水元公園)
蓮の花は早朝に開いて夕方にはしぼむ。
それを3日〜4日間繰り返してから花弁を落として花の時期を終えて稔りの時期にはいる。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D019)

[写真5]ハス残り花(水元公園)
つぼみあり。
咲き始めあり。
二日目の花あり。
花弁を落とした花あり。
すっかり種になった花もある。
どのような年代も人生の一部。生きてゆくのは大変だ。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D032)



[写真4]ハス(水元公園) [写真6]ハス(水元公園)
[写真4]ハス(水元公園) [写真6]ハス(水元公園)

[写真4]ハス(水元公園)
仏教でハスが珍重されているのは、泥の中から美しい花を咲かせるから。
泥は汚いものという発想はいかがなものだが、そんなところから極楽浄土の象徴になっていることも頷ける。
この世のものとは思えない美しい花だからだ。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D026)

[写真6]ハス(水元公園)
光が強く、しかもまるで真上から降り注ぐようなトップライトである。
直射日光が花の内側に直接降り注ぐ。
それでどの花も光を胎内に孕んでいる。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D041)



[写真7]コマツナギ(向島百花園)
[写真7]コマツナギ(向島百花園)

[写真7]コマツナギ(向島百花園)
撮影場所を水元公園から向島百花園に変える。
最初はコマツナギ。
根が丈夫で馬(駒)を繋ぐことが出来ると言う事からの命名というのが通説だが、
この植物を馬が大好きで食べはじめと繋がれた様に動かなくなるという説を採りたい。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D055)



[写真8]オニユリ(向島百花園) [写真9]オニユリ(向島百花園)
[写真8][写真9]オニユリ(向島百花園)

[写真8]オニユリ(向島百花園)
オニユリとコオニユリはよく似ている。
その名の通りオニユリの方がコオニユリよりも大きいのだが、すぐ隣に並んででもいない限り大きさで区別することは困難である。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D064)

[写真9]オニユリ(向島百花園)
実際の見分け方は葉の付け根にむかごがあるかどうかで判断することになる。
むかごがあればコオニユリ。なければオニユリである。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D067)



[写真10]セミ抜け殻(向島百花園)
[写真10]セミ抜け殻(向島百花園)

[写真10]セミ抜け殻(向島百花園)
セミは地中でも幼虫時代が七年、地上に上がってからの成虫時代が七日と言われる。
長く辛い幼虫時代を過ごしたのになんと短い成虫時代という文脈だ。
幼虫時代が辛い期間で成虫時代が楽しいのかどうか、誰がセミに聞いたんだ。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D078)



[写真11]ルドベキア(向島百花園)
[写真11]ルドベキア(向島百花園)

[写真11]ルドベキア(向島百花園)
オオハンゴウソウとかアラゲハンゴンソウ、この仲間の学名がルドベキアだ。
この属の園芸種を総称してルドベキアという。真夏の光がよく似合う。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D086)



[写真12]モミジアオイ(向島百花園)
[写真12]モミジアオイ(向島百花園)

[写真12]モミジアオイ(向島百花園)
フヨウ、ムクゲ、トロロアオイ、タチアオイ、ゼニアオイ、オクラ。
そして、このモミジアオイがアオイ科の仲間達。
ハイビスカスも同じ。
これらはすべて一日花。
だから古くなってしなびかけた花を見ることは無い。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D093)



[写真13]墨田の花火(向島百花園)
[写真13]墨田の花火(向島百花園)

[写真13]墨田の花火(向島百花園)
八重咲きのガクアジサイの園芸品種だ。
普通の八重咲きは花弁がたくさんになるのだが、墨田の花火が萼片がたくさんになるのだろうか。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D096)



[写真14]シダ(向島百花園)
[写真14]シダ(向島百花園)

[写真14]シダ(向島百花園)
春のうちは丸まっていたシダ類は夏になるとすっかり葉を展開する。
強い太陽の光を効率的に吸収するからなのだろう。
そしてどんどん大きくなる。
夏の強い日差しがよく似合う。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D104)



[写真15]ヒオウギ/アゲハ(向島百花園)
[写真16]ヒオウギ/アゲハ(向島百花園)
[写真15][写真16]ヒオウギ/アゲハ(向島百花園)

[写真15]ヒオウギ/アゲハ(向島百花園)
ヒオウギというのは檜扇。おひな様が持っているようなヒノキで出来た扇のことだ。
根本に付いた葉が檜扇のように平らに広がっている。
葉の形からつけられた名前だ。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D119)

[写真16]ヒオウギ/アゲハ(向島百花園)
花によって訪れる昆虫の種類は決まっている。
ハチが来る植物、チョウが来る植物、アリが来る植物。
ヒオウギはアゲハが来るようだ。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D124)



[写真17]キンミズヒキ(向島百花園)
[写真17]キンミズヒキ(向島百花園)

[写真17]キンミズヒキ(向島百花園)
ミズヒキと同じ頃に咲く。
同じように長い穂に花が並ぶ。
しかし、ミズヒキはタデ科の植物。
このキンミズヒキはバラ科の植物。
全く無縁なのに同じ様な名前が付いている。
名前に惑わされて近縁と思ってはいけない。
ちなみにギンミズヒキというのはミズヒキの白花種。
もちろんタデ科である。
CANON EOS-D60 2002.7.22(月) (020722D129)

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