3月第3週(3月17日〜3月23日)
春が始まった−新宿御苑より
(春だから特別増刊)
(2002. 3. 9)
[3月20日]
[写真1]:カンヒザクラ(新宿御苑)
|
ソメイヨシノの時期には少し早いけれど、春の新宿御苑である。
桜としてはカンザクラとカンヒザクラ。
春を迎えた喜びにあふれている。
[写真1]:カンヒザクラ(新宿御苑)
[写真2]:カンヒザクラ(新宿御苑)
|
これでれっきとした桜である。
花びらが半分くらいしか開いていないし、色はいかにも濃い緋色。
桜の風情としてはずいぶんと異端児である。
日本で一番早い花見と言われているのが沖縄のカンヒザクラという。
花期が一番早いというのがこの花の最大の売り。
[写真2]:カンヒザクラ(新宿御苑)
[写真3]:春の勢い=サンシュユ(新宿御苑)
|
春爛漫の百花繚乱には少し早い。
いくつかの家木が先陣を切って百花繚乱への導火線に火をつける。
この役割をになっているもののひとつにサンシュユがある。
よく見るとそれらしい勢いが感じられる。
[写真3]:春の勢い=サンシュユ(新宿御苑)
[写真4]:ハクモクレン(新宿御苑)
|
このハクモクレンの大木の周りに三脚がたくさん並んだ。
ほとんどの人が順光側からレンズを向けている。
逆光側からは私を含めて2名だけ。
ここは絶対に逆光側からがいい。
そんなことから逆光側2名が盛り上がってしまった。
[写真4]:ハクモクレン(新宿御苑)
[写真5]:ラッパズイセン(新宿御苑)
|
そう言えば新宿御苑はスイセンの名所でもあった。
とはいってもなかなかちょうどよい時期に見に行っていない。
スイセンはとっくに終わって今はラッパスイセンが咲いているだけである。
[写真5]:ラッパズイセン(新宿御苑)
[写真6]:ジンチョウゲ(新宿御苑)
|
春を一番早く感じるきっかけとなるのは何ですか?
という質問に結構出てくる回答のひとつがジンチョウゲの香りである。
まだ花が見えない頃に香りだけで花の存在をアピールする。
春を感じさせる花はたくさんあるけれど、これが一番早いかな。
[写真6]:ジンチョウゲ(新宿御苑)
撮影データ
[写真1]:カンヒザクラ(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/250付近) +1.0EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 12:34 (01C23V-0)
[写真2]:カンヒザクラ(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/250付近) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 12:35 (01C23V-4)
[写真3]:春の勢い=サンシュユ(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/1000付近) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 12:47 (01C23V-11)
[写真4]:ハクモクレン(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/500付近) +1.3EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 13:25 (01C23V-21)
[写真5]:ラッパズイセン(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/500付近) (露出補正:0) FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 14:08 (01C23V-22)
[写真6]:ジンチョウゲ(新宿御苑)
Canon new F-1 AE NEW FD300mm F2.8L
f2.8 (1/1000付近) (露出補正:0) FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.3.20(火) 14:25 (01C23V-30)