花追い人のホームページです。
シーズンズグリーティング
9月第4週(9月22日〜9月28日)
 神代植物公園/深大寺界隈の秋 
(2002. 9.12)

 
[9月26日]

イシミカワ(神代植物公園) ハスの種(神代植物公園)
[写真1]:イシミカワ(神代植物公園) [写真2]:ハスの種(神代植物公園)
     
[写真1]:イシミカワ(神代植物公園)
イシミカワはミゾソバ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイなどと同じタデの仲間だ。
しかし、実のユニークさはイシミカワに一目置かれた存在となる。
東京近郊のちょっとした公園などでも案外見ることができる。
身近な野草ということになる。

[写真2]:ハスの種(神代植物公園)
神代植物公園の水生植物園。
少しづついろいろな植物が根付いてきて最近は見応えがあるようになった。
ハスの池は面積は小さいものの背の高いハスが密生していてなかなか見応えがある。
背が高いので立体的な構図が組み立てられて面白い。



ツリフネソウ(神代植物公園) タデの穂(神代植物公園)
[写真3]:ツリフネソウ(神代植物公園) [写真4]:タデの穂(神代植物公園)
     
[写真3]:ツリフネソウ(神代植物公園)
神代植物公園の水生植物園で最近急激に数を増やしているのがこのツリフネソウだ。
ほとんど一面に広がっている感がある。
花のサイズが一回り大きいような気がする。
色も濃いめの立派な花だ。

[写真4]:タデの穂(神代植物公園)
正確な種類が判らないけれどタデであることは間違いない。
長い穂状にたくさんつぼみを付けているが、ほんのいくつかの小さな花が開花したところだ。
花穂のカーブが面白くて撮影したのだ。
画面にいくつかの花穂が入るように構成した。



ひっつき虫(神代植物公園)
[写真5]:ひっつき虫(神代植物公園)
     
[写真5]:ひっつき虫(神代植物公園)
センダングサといってもおそらくはアメリカセンダングサとかだろうと思う。
花は可愛らしいキクのようだが、種子がすごい。
細長い種子の先端が二つにわかれてそれぞれが鋭い針になる。
この針が動物の毛や人の衣服に鋭く刺さる。
それでその動物と一緒に新しく発芽する場所まで運ばれることになる。



門前町・蕎麦屋(深大寺門前) 参拝土産の店(深大寺門前)
[写真6]:門前町・蕎麦屋(深大寺門前)
[写真7]:参拝土産の店(深大寺門前)
     
[写真6]:門前町・蕎麦屋(深大寺門前)
水生植物園の撮影を終えて深大寺界隈の蕎麦屋で昼食をいただく。
このごろ植物の写真以外の撮影もするようになったが、その意味では深大寺は恰好の撮影場所となる。
小さいながらも門前町を形成していてそれなりに風情のある蕎麦屋や土産物店を見ることができる。

[写真7]:参拝土産の店(深大寺門前)
土産物屋なんだからごちゃごちゃごてごてとしたディスプレイがなされている。
売っているのは土産用のまんじゅう類、簡単なおもちゃ類、そして、深大寺で有名なダルマとか。
緋色の毛氈や番傘、色とりどりの暖簾が楽しい。



なつかしのブリキの自動車(深大寺門前) 玉乃屋(深大寺門前)
[写真8]:なつかしのブリキの自動車 [写真9]:玉乃屋(深大寺門前)
     
[写真8]:なつかしのブリキの自動車(深大寺門前)
昔なつかしいブリキの自動車。
紙風船、にょろにょろと微妙な動きの竹製のへび。
水鉄砲、金魚のじょうろ。
そんな駄菓子屋さんのおもちゃ達だ。
子供の頃、10円玉のお小遣いを握りしめてよく通った駄菓子屋のおばあちゃんはもうとっくに居ない。

[写真9]:玉乃屋(深大寺門前)
神代植物公園の深大寺門の真ん前にはこうした深大寺蕎麦を食わす店が並んでいる。
植物園の客が深大寺門の係員に蕎麦を食べに行って再入園が出来るのかの問い合わせが多い。
蕎麦を食べての再入園は出来ないが水生植物園を見ての再入園ならよいと。
いったん外へ出ればどこへ行ったかは確認のしようが無いのに律儀に説明を繰り返す係員だ。



アカショウマ(神代植物公園) ゲンノショウコ(神代植物公園)
[写真10]:アカショウマ(神代植物公園)
[写真11]:ゲンノショウコ(神代植物公園)
     
[写真10]:アカショウマ(神代植物公園)
全部の花がぎっしりと咲きそろうと試験管ブラシのような花穂になる。
それをあえて咲きそろう前のまばらな時期に撮影してみた。
満開の時とは全く風情が違ってとても同じ花には見えないくらいだ。

[写真11]:ゲンノショウコ(神代植物公園)
薬効顕著なことから十薬の別名を持つくらいである。
お腹の薬として非常に有名だが、こんなに可愛らしい花を咲かせる。
関東の人は赤い花、関西の人は白い花を普通に見ている。
それで、関東に人は白い花の方が効き目が強いと信じていて、関西の人は逆に信じているという。
本当の効き目はどちらも変わらないという。



撮影データ

[写真1]: イシミカワ(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/250付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 11:01 (01C102N-2A)

[写真2]:ハスの種(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/500付近) +0.7EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 11:11 (01C102N-6A)

[写真3]:ツリフネソウ(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/500付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 11:17 (01C102N-14A)

[写真4]:タデの穂(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4
f4.0 (1/250付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 11:20 (01C102N-19A)

[写真5]:ひっつき虫(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW MACRO FD 200mm F4 C-PL
f8.0 (1/60付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 11:33 (01C102N-22A)

[写真6]:門前町・蕎麦屋(深大寺門前)
Canon A-1(#1) NEW FD50mm F1.8
f5.6 (1/125付近) ±0EV AGFA COLOR HDC 400 Plus
三脚使用せず 2001.9.26(水) 12:18 (01D33I-0)

[写真7]:参拝土産の店(深大寺門前)
Canon A-1(#1) NEW FD50mm F1.8
f5.6 (1/45付近) ±0EV AGFA COLOR HDC 400 Plus
三脚使用せず 2001.9.26(水) 12:20 (01D33I-1)

[写真8]:なつかしのブリキの自動車(深大寺門前)
Canon A-1(#1) NEW FD50mm F1.8
f4.0 (1/250付近) ±0EV AGFA COLOR HDC 400 Plus
三脚使用せず 2001.9.26(水) 12:25 (01D33I-2)

[写真9]:玉乃屋(深大寺門前)
Canon A-1(#1) NEW FD50mm F1.8
f3.5 (1/45付近) ±0EV AGFA COLOR HDC 400 Plus
三脚使用せず 2001.9.26(水) 12:31 (01D33I-6)

[写真10]:アカショウマ(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW FD50mm F1.8
f4.0 (1/30付近) ±0EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 14:20 (01C102N-25A)

[写真11]:ゲンノショウコ(神代植物公園)
Canon new F-1 AE NEW FD50mm F1.8
f8.0 (1/4付近) +0.7EV Konica Chrome SINBI 100 High-Quality
GITZO #468L 三脚 Mamiya AW701 雲台 2001.9.26(水) 14:25 (01C102N-27A)

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