花追い人のホームページ    信州花紀行5 −中仙道の宿場を訪ねる−
(2006.11.23 up)

2.千畳敷カールでカモシカに遇う

[2005年 9月 9日(金)](その1)



宮田観光ホテル(駒ヶ根)
宮田観光ホテル(駒ヶ根)

前夜宿泊した駒ヶ根(宮田観光ホテル)は、中央アルプスの千畳敷カールへの基地とでもいうところに位置づけられている
朝いちばんの食事時間に朝食を採って、ホテル発07:37、バスで中央アルプス駒ヶ根ロープゥエーの発駅である「しらいたいら」へ向かう



ロープウェーより(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー) ロープウェーより(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー)
ロープウェーより
(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー)
ロープウェーより(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー)

山麓駅である「しらいたいら」からロープゥエーで日本最高所駅である「千畳敷」へ向かう
周囲は本格的な山岳風景が広がるが、ここが中央アルプスのただ中と聞けばそれも当然のこと



千畳敷駅(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー)
千畳敷駅(中央アルプス駒ヶ根ロープゥエー)

標高2612メートル、日本最高所駅千畳敷、中央アルプス駒ヶ岳ロープゥエーの看板がさりげなく掛けられている



山容(千畳敷カール)
山容(千畳敷カール)

中央アルプスの山塊が目の前に垂直にそびえ立つ
とは言っても我々は、ここから登山をするわけではない
この辺りをぶらりと一周して再びロープウェーで戻ってゆくだけなのだ



千畳敷カール
千畳敷カール

ロープウェーで簡単に登ってきたが、ここが中央アルプスへの重要な基地になっていることに違いがない



信州駒ヶ根神社(千畳敷カール)
信州駒ヶ根神社(千畳敷カール)

大きな登山口には良くあるようにここで登山の無事を祈願する
それに相応しいような簡単な作りの社(やしろ)が登山道上にあった
簡単にお参りをして先に進んだ



チングルマ(千畳敷カール)
チングルマ(千畳敷カール)

この辺りを周回するだけでもたくさんの高山植物を見ることができる
最初は十分にふわふわの果実を開いたチングルマから



アキノキリンソウ(千畳敷カール)
アキノキリンソウ(千畳敷カール)

岩場にひっそりという感じで咲き競っていたのは、小さなアキノキリンソウ



チングルマ(千畳敷カール)
チングルマ(千畳敷カール)

再び、チングルマ
岩場にしっかりと根を下ろして、いかにも高山植物らしい咲き方を見せてくれた



サクライウズ(千畳敷カール)
サクライウズ(千畳敷カール)

トリカブトの仲間は同定に難しいものの代表格であるが
場所によってほぼ決まっているから、この辺りに咲くトリカブトを探せばほぼ間違いない
この辺りのトリカブトといえば、サクライウズが知られているのでこれがそれであろうと予測した
普通のトリカブトは穂状花序が多いのだがサクライウズは散形花序だという
要するに花柄が長いということらしい



カモシカ(千畳敷カール)
カモシカ(千畳敷カール)

なんて足元ばかり見ていると目の前にカモシカが現れたという
目の前と言っても、その距離数十メートル
これだけの距離は必ず保っているのであろう
逃げる気配も近寄ってくる気配もない



サクライウズ(千畳敷カール)
サクライウズ(千畳敷カール)

再び、サクライウズ
岩場との対比が高山植物らしい



山容(千畳敷カール)
山容(千畳敷カール)

垂直にそびえ立つ山容からにわかに霧が沸きたった
荒々しい岩肌が中央アルプスの名にふさわしい



サクライウズ(千畳敷カール)
サクライウズ(千畳敷カール)

だんだん目が慣れてくる
そうすると、至る所でサクライウズが目に入ってくる
なんとなく花柄が長いということに納得できてくる



山岳ハイカー(千畳敷カール) 山容(千畳敷カール)
山岳ハイカー(千畳敷カール) 山容(千畳敷カール)

登山道を辿って中央アルプスを踏んで行く人と、この辺りを一周するだけの人がはっきりと二分する
この辺りでそろそろ引き返す人たちがいる
我々もそんなところだ



山岳ハイカー(千畳敷カール)
山岳ハイカー(千畳敷カール)

まあ、ほんの登山の味だけ、いや、登山の香りだけといったところだ



山容(千畳敷カール)
山容(千畳敷カール)

本格的な山塊のほんの片隅に今いる



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