花追い人のホームページ 都内お花事情
早咲きのサクラが咲き始めた−新宿御苑(1) (2005. 3.23 撮影)
(2006. 3.19 up)




マツ(新宿御苑)
マツ(新宿御苑)

マツの木を外側から見ると当然の事ながら葉が見える
しかし、マツの木のふところに入って内側から見ると、葉よりも手前に枝が見えることになる
割合に細かい枝が精緻に入っていてあれっと思うことがある
意外と見る角度によって違ったものが見えることがある
面白い



カンザクラ(新宿御苑)
カンザクラ(新宿御苑)

3月下旬になったのだから早咲きのサクラが見られても不思議はない
寒い頃に咲くので寒桜という
それでも、サクラが咲いたということは間違いない
ニッポンに幸せな季節がやって来た



オトメツバキ(新宿御苑)
オトメツバキ(新宿御苑)

開花時期はほとんどサクラと同じ頃になる
ツバキの中でも最も遅く開花する名品の品種である
花の色や形ももちろんそうなのだが、
枝振りや葉の様子も素晴らしい



ハクモクレン(新宿御苑)
ハクモクレン(新宿御苑)

春、今や遅しとつぼみが膨らんでいる
あと数日なのだろうか、これが一斉に開花するのは



ボケ(新宿御苑)
ボケ(新宿御苑)

白と薄いピンクの混じった、いわゆる更紗木瓜(サラサボケ)といったところだ
ウメとどこが違うのかと聞かれると植物学的なきちんとした説明はできないけれど
香りが違う、刺がちがう、そして何よりも風情が違います



サクラの下で(新宿御苑)
サクラの下で(新宿御苑)

オオカンザクラ(たぶん)の下では幼稚園の子供達がお弁当を広げている
きっと誰よりも早いお花見も宴会といったところだ



タコノキ(新宿御苑温室)
タコノキ(新宿御苑温室)

早咲きのサクラが咲き始めた新宿御苑だが、ひととおりサクラの撮影を終えて大温室へ入った
マングローブという環境で流れる水や砂の中で体を支えるために発達した特殊な気根たち
ほんとうは実際の棲息環境で見てみたいがとりあえず想像の輪を広げておく



カミガヤツリ(新宿御苑温室)
カミガヤツリ(新宿御苑温室)

文字の起源と言われるパピルスから作られた紙というのは
こんな植物の繊維から作られた
紙になったカヤツリグサの仲間ということでカミガヤツリという和名だがパピルスというほうが有名である
今日は美しい花を見ることが出来た



カカオノキ(新宿御苑温室)
カカオノキ(新宿御苑温室)

ココアとかチョコレートなどはこの奇妙な実を原料としている
普通は枝に花を咲かせて枝から実がなるのだが
こんな風に幹から直接花を咲かせて実を結ぶ
そんな植物もあるのだと



アメリカシャガ(新宿御苑温室)
アメリカシャガ(新宿御苑温室)

シャガというよりもアヤメに見える
でも、シャガそのものがアヤメ科アヤメ属(Iris)なのだからしかたがない
因みに、Iris は英語読みではアイリスだが、ラテン語を基本とした学名としてはイリスと読む
そんな訳でシャガの学名はiris japonica、アメリカシャガはNeomamerica northiana
なああんだ、アメリカシャガはIris属ではなかったのだ



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