花追い人のホームページ
箱根湿生花園 2015

   (2016.8.18 up)

 コオニユリとミズトンボ (2015年8月12日撮影)




(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

レンゲショウマ(左)
キレンゲショウマ(右)

レンゲショウマ(キンポウゲ科)とキレンゲショウマ(ユキノシタ科)とは近縁関係の無い植物
ところで、キレンゲショウマは日本の植物学では記念碑的な植物である
日本人が初めて高等植物の「属」単位の記載をした植物
それまでは、何かが発見されると海外の学者に送って
論文の記載をしてもらっていたが
1890(明治23)年、東京大学の矢田部良吉教授が初めて独自の記載を行ったもの



(箱根湿生花園)

キツネノカミソリ
秋のイメージがするが、盛夏に日陰にこっそりと花を咲かせる



(箱根湿生花園)

ナツエビネ
春に咲くエビネとはずいぶん違う花の形を持つ



(箱根湿生花園)

コウゾリナ
茎の部分を指でこするとザラザラとする
ザラザラ、ゾリゾリとカミソリで髭をそるよう
カミソリ、顔そり、顔剃り菜ということで
コウゾリナという



(箱根湿生花園)

ハナノキ
この葉の形でモミジの仲間
秋には美しい紅葉が見られる



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

コオニユリ
このはな、yはり草原を吹き抜ける風を連想してしまう
一本の茎にたくさん花を咲かせる
下からはじまって上へ上へと咲き続ける
下の方の花が終わって、まんなかに花、上の方につぼみと並ぶ



(箱根湿生花園)

ミズトンボ
トンボと言われるとなるほどと思う



(箱根湿生花園)

アシ
湿原を一面に埋め尽くすアシ



(箱根湿生花園)

オミナエシ
広い草原にすっくと立ち上がるオミナエシ
こういう場所だと黄色の花は思いのほか目につく



(箱根湿生花園)

タムラソウ
オミナエシやコオニユリが立ち上がる草原に
それらよりもいくらか背の低いタムラソウが混じって
それでも存在感をアピールする
アザミによく似ているけれど
アザミではない植物だ



(箱根湿生花園)

シシウド
それでも存在感は圧倒的なシシウド
特に箱根ではよく目にする植物である



(箱根湿生花園)

ノリウツギ
アジサイの仲間だけれど、色は白しかない
そのことがこの花の存在証明なのかもしれない



(箱根湿生花園)

ナガボノシロワレモコウ
ワレモコウよりも穂が長い
花の色は茶色ではなく白い
だから、ナガボノシロワレモコウ
まあ、あまりにも"まんま"のネーミング



(箱根湿生花園)

シュウカイドウ
秋に咲く、カイドウと同じ色の花というのが
シュウカイドウの名前だという
色が同じだからと言ってカイドウ(海棠)を連想したのだろうか



(箱根湿生花園)

ヤブデマリ
春に咲く白い花があまりにも印象的だから
実になるとなかなか目を停めることは無い
でも意外ときれいだったりする



(箱根湿生花園)

ヒヨドリバナ
どうもフジバカマとあまりにもそっくりで
近くによって葉っぱを一枚一枚確認するようにして
それでようやく、ヒヨドリバナかも知れないと思ってみたりする



検索エンジンからお越しの方は ここ をクリックしてください。

次へ 前へ トップページへ
本サイトに掲載の、写真・文章の著作権は、本サイト主宰者にあります。無断転載/無断使用はお断りします
LINKを張る場合は、トップページ へ また、E−mail 等による連絡をお願いします
© 2016 Copyright hanaoibito

あくせすかうんたあ