コオニユリとミズトンボ (2015年8月12日撮影)
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(箱根湿生花園) |
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(箱根湿生花園) |
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レンゲショウマ(左)
キレンゲショウマ(右)
レンゲショウマ(キンポウゲ科)とキレンゲショウマ(ユキノシタ科)とは近縁関係の無い植物
ところで、キレンゲショウマは日本の植物学では記念碑的な植物である
日本人が初めて高等植物の「属」単位の記載をした植物
それまでは、何かが発見されると海外の学者に送って
論文の記載をしてもらっていたが
1890(明治23)年、東京大学の矢田部良吉教授が初めて独自の記載を行ったもの
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(箱根湿生花園) |
キツネノカミソリ
秋のイメージがするが、盛夏に日陰にこっそりと花を咲かせる
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(箱根湿生花園) |
ナツエビネ
春に咲くエビネとはずいぶん違う花の形を持つ
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(箱根湿生花園) |
コウゾリナ
茎の部分を指でこするとザラザラとする
ザラザラ、ゾリゾリとカミソリで髭をそるよう
カミソリ、顔そり、顔剃り菜ということで
コウゾリナという
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(箱根湿生花園) |
ハナノキ
この葉の形でモミジの仲間
秋には美しい紅葉が見られる
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(箱根湿生花園) |
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(箱根湿生花園) |
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コオニユリ
このはな、yはり草原を吹き抜ける風を連想してしまう
一本の茎にたくさん花を咲かせる
下からはじまって上へ上へと咲き続ける
下の方の花が終わって、まんなかに花、上の方につぼみと並ぶ
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(箱根湿生花園) |
ミズトンボ
トンボと言われるとなるほどと思う
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(箱根湿生花園) |
アシ
湿原を一面に埋め尽くすアシ
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(箱根湿生花園) |
オミナエシ
広い草原にすっくと立ち上がるオミナエシ
こういう場所だと黄色の花は思いのほか目につく
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(箱根湿生花園) |
タムラソウ
オミナエシやコオニユリが立ち上がる草原に
それらよりもいくらか背の低いタムラソウが混じって
それでも存在感をアピールする
アザミによく似ているけれど
アザミではない植物だ
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(箱根湿生花園) |
シシウド
それでも存在感は圧倒的なシシウド
特に箱根ではよく目にする植物である
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(箱根湿生花園) |
ノリウツギ
アジサイの仲間だけれど、色は白しかない
そのことがこの花の存在証明なのかもしれない
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(箱根湿生花園) |
ナガボノシロワレモコウ
ワレモコウよりも穂が長い
花の色は茶色ではなく白い
だから、ナガボノシロワレモコウ
まあ、あまりにも"まんま"のネーミング
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(箱根湿生花園) |
シュウカイドウ
秋に咲く、カイドウと同じ色の花というのが
シュウカイドウの名前だという
色が同じだからと言ってカイドウ(海棠)を連想したのだろうか
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(箱根湿生花園) |
ヤブデマリ
春に咲く白い花があまりにも印象的だから
実になるとなかなか目を停めることは無い
でも意外ときれいだったりする
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(箱根湿生花園) |
ヒヨドリバナ
どうもフジバカマとあまりにもそっくりで
近くによって葉っぱを一枚一枚確認するようにして
それでようやく、ヒヨドリバナかも知れないと思ってみたりする