花追い人のホームページ
箱根湿生花園 2015

   (2016.11.4 up)

 ノブドウと草紅葉 (2015年11月9日撮影)




(箱根湿生花園)

さて、箱根湿生花園は今月いっぱいをもって
長い冬季休園に入る
つまり、花の無い季節に入るということだ

一方、11月は「日本のカエデ・箱根のカエデ カエデウォッチングラリー」が楽しみ

つまり、今月は残り少ない花を観察しつつ
紅葉したカエデ類を鑑賞するというのがテーマになる

オオモミジ
さっそくカエデである
普通のカエデであるイロハモミジによく似ているが
少し葉が大きいこととイロハモミジの重鋸歯にたいしてオオモミジは単鋸歯という違いがある



(箱根湿生花園)

ヤブレガサ
春に閉じた傘として現れるが、やがて開いた傘になって
とうとう色あせた傘になった



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

シロヨメナ
ノジギク
秋は野菊の季節ではあるが、それもそろそろ終わりに近い



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

ヤマブドウ
白、ピンク、淡いブルー、濃いブルー、濃い紫
色とりどりの実を同時につける
黄色く色あせた葉もなかなかのもの



(箱根湿生花園)

ノイバラ
花が終わって実がなる
赤く熟すると鳥に食べられたがっているということ



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

園内風景
3月下旬の開園から毎月訪れて
花の色の移ろいを見てきた
最後にこんな枯野の風景で一年が終わる



(箱根湿生花園)

コブシ
春に咲く白い花からは想像もできない実の姿
それは、木の実を食べたクマの糞のようだ



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

ハナノキ
カエデウォッチングツアーのひとつ
5つや7つに切れ込むのではなく
たった3つに切れ込むだけ
慣れないとカエデ類にすら見えない



(箱根湿生花園)

アサマフウロ?
花が終わると種類を決定するのは本当に難しいのだが
フウロソウの仲間であることは間違いない
すっかり紅葉して真っ赤な草紅葉となった



(箱根湿生花園)

イロハモミジ(奥側の葉)
一番普通のカエデ類
葉は7つに切れ込み、周囲には重鋸歯を持つ



(箱根湿生花園)

メグスリノキ
葉の形からも名前からもカエデの仲間とは思えないけれど
葉に切れ込みが無い代わりに3枚の小葉を持つ複葉となっている
眼病の予防、視神経活性化などの効果がある



(箱根湿生花園)

ホソエカエデ
5つに切れ込むといっても切れ込みが浅くてはっきりしない
やはりカエデ類なので紅葉は美しい



(箱根湿生花園)
  
(箱根湿生花園)

仙石原湿原植生復元実験区
秋色そのもの
特に花は見られなくてもこの中を歩くだけでも気持ちがいい



(箱根湿生花園)

仙石原湿原植生復元実験区
湿原はすべて枯れて冬を迎える準備はすっかり終わっている



(箱根湿生花園)

コムラサキ
紫色が少しずつ濃くなってゆき
また色が薄くなる



(箱根湿生花園)

シオデ
クリスマスリースを作る実はサルトリイバラとよく似ている
かつてはユリ科に分類されていたが
最近(APGV)ではサルトリイバラ科とされるようになった



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