クガイソウ と ノハナショウブ (2018年6月18日撮影)
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(箱根湿生花園) |
クガイソウ
五重塔の屋根のてっぺんに取りっつけられている突起のことを
九輪(くりん)とも九蓋(くがい、九階とも)という
花が輪状に何段も付く植物をクリンソウ(サクラソウ科)、
葉が輪生して何段にも付く植物をクガイソウ(オオバコ科、旧ゴマノハグサ科)という
もちろんそういうことが判るように葉を何段かいれて撮影している
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(箱根湿生花園) |
ノハナショウブ
箱根仙石原湿原を代表する植物がノハナショウブ
仙石原湿原復元実験区の広大な湿原には
御覧のように点々とノハナショウブが咲く
花壇などを見慣れている人にはまばらに見えるかもしれないが
自然界の群落と言うのはこの程度の密度のことが多い
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(箱根湿生花園) |
ノハナショウブ
園芸種のハナショウブの原種に当たる花である
アヤメやカキツバタと似ているが
それぞれにしっかりとした風情がある