(2002. 4. 9)
東京のサクラは終わってしまいました。
今頃、開花の情報ですいません。
気象庁の第一回サクラ開花予報は、
3月20日であった(3月5日発表)。
(第二回の開花予想は3月19日の予定)しかし発表後から異常とも思える高気温がつづき
絶対にこの日に開花の筈だという確信をもって
東京のサクラ基準木のある靖國神社へ向かった。
枝のつぼみはすっかりふくらんでいた。
むしろ根元付近の幹に直接つくところの
花のほうが開花していた。東京でもっとも標準的と判断されたのが靖國神社だ。
3本の基準木のうち2本が開花すると開花宣言だ。
少なくともこの一本は開花しているといってよいと思う。
基準木の表示はないけれど、この時期に出掛ければ
案外どれが基準木か分かってしまう。
しかし、他の二本がどれなのかは分からなかった。で、結局この日は気象庁の開花宣言は無かった。
公式記録では、今年は3月16日開花となった。
少し疑問な開花宣言といえると思っている。
観測史上最早の開花であり、
予報史上最大のはずれでもあった。
第二回の発表を弾力的に行うなど見直しをしたと聞く。気象庁のサクラ開花予報は、
各地のイベントの日程変更など
案外大きな影響力を持っているんではないか。
ソメイヨシノではないがこんな満開の木もあり
実感とは大きくはずれた今年の開花予報であった。もし、3月10日頃に第二回予報を
繰り上げ発表していたらと悔やまれるところだ。
今回は2回に分けてお届けしています。以下は (その2) をご覧下さい。
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