花追い人－ぶらりデジカメ散歩


それは、上野公園不忍池からいわゆる上野の山へ登る途中、いってみれば階段の途中という感じだ。		上野公園全体のイメージとはだいぶ趣を変えてちょっとマイナー、少しレトロな雰囲気に包まれている。


８月とは言え、光に少し秋の気配が混じってきた。		しかも、夕方の光にレトロな雰囲気がいや増して来る。


医薬祖紳と見える。薬の神様のようだ。		いいねえ、こういう光。なんかそれだけで霊験あらたか。


ガラスの向こうはロウソクを献上するところ。もちろん一本も献上されていない。		よく読めないけれど、えっと右から読むんだったよな。「神徳惟馨」っと。で？


ほとんど真っ暗だが、なんとかデジカメを三脚無しで操作する。		穴稲荷。もうちょっと暗くなってから訪れた方が雰囲気がよさそうである。


そう、これが穴稲荷。お稲荷さんの定番はキツネの守り神。で、キツネの好物が稲荷寿司。		千人額。なんとも年季が入っている。


こういう光って、なんかすごく惹かれてしまうのです。		これを登ると上野の山。お花見の名所あたりに出る。