ぶらりデジカメ散歩
突然の雪、出勤路  2002年12月 9日(月)
(2003. 1.26)


東京地方に雪が降るのは、冬型の気圧配置が崩れて、
むしろ暖かくなる春先に決まっている。
   寒いときには北風が吹き、空気が乾燥するから
雪は降らないのである。

そういう意味で、12月に雪らしい雪が降ったのは
一体何十年ぶりになるのだろう。
   朝起きたら、突然の雪。
なにもかもが、真っ白にお化粧をしていたという訳。

いつもは自転車で5分ほどの駅までだが、
こんな時はのんびりと歩いてゆくに限る。
   下手に車に乗ったりすると、雪に慣れない東京の
ドライバーが道路中央でエンコしていたりするからだ。

出勤途上だから、あんまり「ぶらりデジカメ散歩」
という訳にも行かないけれど、
   思わず転がり込んだシャッターチャンスに
雪明かりと同様に、表情も明るい。筈だ。

まだ朝は早い。車道にはわだちができているけれど、
歩道には足跡が付いていないところが残っている。
   誰も踏んでいない雪を初めて踏むのって
どうして、あんなにわくわくするんだろう。


本サイトに掲載の、写真・文章の著作権は サイト主宰者 にあります。無断転載/無断使用はお断りします。
LINKを張る場合は、TOPページへ。 また、E−mail等による連絡をお願いします。
© 2003 Copyright T.Matsumoto

次へ  前へ
  インデックスへ
  トップページへ