(2003. 2.15)
もう、毎年恒例になっている。
上野東照宮ぼたん苑の冬ぼたんを見に出掛けた。ここは上野動物園の隣とあって、子供向けの
みやげ物を路上で売っているのだが、・・・
その品揃えは30〜40年前と変わらない。
今どきの子供たちがお面なんかで遊ぶのだろうか。こういう看板類も毎年「恒例」になっちゃってる。
訂正のために貼り付けたものがけっこういっぱいだ。
東照宮の千人額。火消しのマークが付いてるあたり
東京下町の上野らしい。入苑料というか、拝観料というか分からないが、
600円もする。高いとかいいながら毎年来ている。
しかし、本来冬には咲かないぼたんをこれだけ
咲かせる園芸技術はたいしたもの。上野、鎌倉。最近では筑波、野田などで見られるが
技術と手間暇はそうとうなもの。
これはおふざけで、牡丹じゃなくて葉牡丹だ。
名前に牡丹が入ってはいるが、もう全然関係ない。真っ赤な花弁に黄色い雄しべ。
もっともポピュラーだがこれがいちばん綺麗だ。
牡丹の花心はかなりグロテスクに見える。
だが、これがまた神秘的な感じがする。冬ぼたんなんだから、藁ぼっちを入れなければ。
でも、あんまり入れるとうるさいしね。
そうそう、やっぱりこの色だね。 東照宮だから、五重塔を入れたワンカットは欲しい。
一巡すると甘酒を売っている。これも恒例。 ぼたんは花弁の薄さと立体感を出さなくちゃね。
藁ぼっちもいいけど、番傘もなかなかよろしい。 少し上から狙うと、根本の敷き藁が見える。
敷き藁はこんな風に縦横でクロスしている。 藁ぼっちの組み方、縄の結び方が場所毎に違う。
春ぼたんの苗が至るところに出ているけど、
花も葉もないからだれも目をとめない。ぼたん苑を出ると東照宮だ。
もちろん日光の東照宮とは兄弟関係にある。
つまり、徳川家康を祀って、徳川家光が建立したんだ。 朱塗りの柱に千社札。お決まりの図柄になっている。
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