(2003. 4.28)
セツブンソウ。
その名を聞くだけで心ときめく野草である。花の直径1センチ。写真でしか見たことのない人が本物を
初めて見ると、まず小さいことに感嘆の声を上げる。
その自生地が埼玉県秩父の先、両神村にある。 昨年初めて訪れた。今年は雪の中で見られるという情報。
一も二もなく飛び出してしまった。 本当なら雪の中に埋もれてしまう花なのだが、
通路に沿ったところを一列だけ、雪よけをしていただいた。 その為にこういう絶好のシチュエーションに遭遇できた。
花弁に見えるところは萼片なのだが、その形がみな異なる。 まあるいのあり、細く尖ったのもある。
本来は五弁なのだが、六弁から九弁まで各種を発見した。 という訳で、つかの間の至福の時を過ごさせていただいた。
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