(2003. 6.13)
気象庁が発表するサクラの開花は、各地で決められた
基準木の観測が基礎になっている。東京の桜の基準木が靖國神社にあるというあたり、昨年ご紹介したとおりである。詳しくは、「東京の桜の開花を確認に行く」。
右、一番上の写真の通り、基準木は間違いなく開花。
気象庁の開花宣言もこの日になった。靖國神社ではハクモクレンも見頃を迎えている。
穏やかに、そしてはっきりと春がやってきた。
ところで、靖國神社の基準木は3本。うち2本が開花を見る。
去年は1本しか見つけられなかったが今年もう一本見つけた。そんなわけで、春のひとときを噛みしめながら
しばらく散歩を楽しんできた。
もちろん靖國神社である。 靖國神社と言えば戦没者。戦争を記念している部分もある。
大砲、機関車、戦闘機。でもなぜ蒸気機関車なのだろう。 ゼロ戦かな。大空に飛び立ちそうな勇姿だ。
この神社の鳩は全部平和の象徴である白い鳩だ。 扉には皇室の紋章。天皇陛下の神社でもある。
お酒を供えるといってもとんでもない量である。 境内にこんなお店が有ることを実は知らなかった。
全国からの参拝者向けに東京の名物を売っている。 開花宣言を受けてお花見客相手に露天のテント村を設営中。
テントの設営が終わるか否かのころ早くも料理の仕込みだ。 ほぼ設営が終わったテントだ。営業開始もまもなくだろう。
絵凧を飾っている。露天もなかなかの風情だ。 そのまま北の丸公園方面に春の散歩は続いてゆく。
開花どころか満開に近いサクラも見受けられる。 北の丸公園のハクモクレンだ。満開でそれは見事。
よく茶色に汚れる花だが、純白でそれはきれい。 カンヒザクラはちょっと葉桜になってしまった。
コブシ、ハクモクレンいっぱいの広場には吉田茂が立っていた。 北の丸公園にこんな出口があったことを知らなかった。
科学技術館の前にはコブシの大木。白いサクラのようだ。 皇居は江戸城だったところ、石垣で囲まれている。
本サイトに掲載の、写真・文章の著作権は サイト主宰者 にあります。無断転載/無断使用はお断りします。
LINKを張る場合は、TOPページへ。 また、E−mail 等による連絡をお願いします。
© 2003 Copyright T.Matsumoto