(2003. 7.12)
埼玉県さいたま市見沼。クマガイソウ自生地ならびにイカリソウ自生地として市の天然記念物に指定されているのが、尾島家だ。
毎年の気象条件その他で変動するが、ここでのクマガイソウの満開時期はゴールデンウィークの前半頃。
だが、この時期に尾島家を訪れるとクマガイソウ、イカリソウだけではなく、開花中のものだけで、
100種を超える花を見ることができる。
このホームページでも何回かご紹介したことがある。たとえば、・・・
クマガイソウ自生地〜花の丘公園(2002. 4.15)
再び、クマガイソウ自生地 (2002. 4.20)
お言葉に甘えてクマガイソウ以外の時期の尾島家へ(2001. 6. 16)
まだクマガイソウの咲かない尾島家(2001. 4.10)
以上「きまぐれ写真アルバム」
クマガイソウ咲く前の尾島家(2001.4.23)
春爛漫から初夏−光が丘公園と大宮市御蔵尾島家の花たち(2000.4.30)
以上「Season's greeting」
で、この日もクマガイソウや他の野草たちを求めて尾島家を訪れた、・・・・
野草がたくさん見られるからといって、植物園ではない。
花卉栽培を中心とした農家である。つるべが残っているから昔は井戸であったのだろう。
今はステンレス製の流し台を置いて水道から水が出る。
へっつい。いや、カマドと言ったほうがいいのだろうか。
それに巨大な釜が伏せておかれていた。こちらは野草ではない。ボタンは花卉栽培農家としての
重要な生産物のひとつ。但し、これは畑ではなく母屋の前だ。
これが見頃のクマガイソウ。ここでは竹林の中に咲く。
この辺りにはウラシマソウやナツトウダイも見られる。裏手の方にイカリソウの自生地がある。通路が切ってある。
キンラン、アマドコロ、ヤブレガサ、など見られる野草は多い。
母屋だ。昔からの農家に特有の風格が感じられる。 母屋の前の土蔵。これも歴史を感じさせるたたずまいだ。
屋敷内のお稲荷さん。今でもきちんと信仰されているようだ。 きちんと積み上げられた薪。今も現役なのだろうか。
クマガイソウの季節は見学者のために休憩所を設けている。 表側と裏側で道路に接している。それを結ぶ屋敷内の通路だ。
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