花追い人－ぶらりデジカメ散歩


と言う訳で、一泊撮影会の夜、夕食を済ませてから数人で三脚を担いで宿を抜け出したという訳である。		伊豆松崎には何回も訪れているが、いつも宿泊を伴わないので夜の町を歩いたことは無い。


ライトアップされたナマコ壁をを撮りにということだが、途中は昔を思い出すよな商店街。ただ、８時には閉店準備中だ。		野菜、果物、たばこという看板の店だが、看板の一画には雛人形となっている。これにはびっくり。


建物の壁の上半分が看板になっているという看板建築。これは「リハツ」と書かれた床屋さん。店名は無いのだろうか。		間口より奥行きの長い建物はお店ではなく住宅のようだ。側面に窓が一つもないのは隣が接して建てられていたから？


一階が店舗、二階が住宅なのであろう。住宅部の窓は看板の機能を持っていて自由に開閉できない。		ガラス戸の中に暖簾（のれん）をしまっているのは閉店の印。しかし、暖簾の色合いが渋くてとてもいい。


これは写真館なのだが、松崎の有名な長八美術館と似せているのだろうか。実にユニークな作りになっている。		先程の雛人形の八百屋さん。帰り道のころには閉店してシャッターを下ろしていた。９時前には商店街は真っ暗になる。