(2003.12. 9)
さて、実はこのところ狭い道というのがマイブームというか
創作テーマというか、要するに、フェチだったりする。そんな訳で東中野の狭い通り商店街を歩くというより
商店街の狭い通りに入り込んでしまった。
喫茶店の前に小さな黒板があり、ちょっと魅力的なメッセージ。
あれは開店の時にこうして書いていたのだ。ビルの軒下に物置ロッカーが放置されているように置いてある。
ご丁寧にスプレーの塗料を使って落書きが描かれていた。
国有地にアパートというか寮みたいなのがあったけれど
都合により閉鎖された。そこに取り残されたヒガンバナ。だから何だと言われても、なんかゴミ捨場ってそそるんだよね。
人々の暮らしが密かに隠されているからなのだろうか。
それにしても、パット見で不動産屋さんって思える。
職業が人柄に影響するってことはあるけどみごとなものだ。中野駅に向かうJR中央線の線路際の細い路地だ。
ねえ、こういうのってそそられるでしょう???
みんな勝手に家を建てちゃったんだけど、これでもちゃんと
車が通り抜けられたりするんだよね。すごいことだ。電車とガード下と金網とゴミ置き場。そして、電信柱、道路交通標識、街路灯、家の前には赤いパイロン。あらゆるもの。
線路脇の壁にこんな絵がいっぱいある。まづは、ウマ。 そして、マラカス。ん?もしかしてこれってしりとりなの?
スキー。あ、やっぱりしりとりだ。実はこんな感じで延々と続く。 そろそろ中野駅に近い繁華街へはいった。いいねえこういう壁。
昼間の繁華街の雑然としたところ。ううん、そそられる。 今頃、いったいどこへ。ってただ駅に向かってるだけかも。
空き地というより狭い隙間。ここにも地鎮祭が行われた。 中野サンロードのアーケードに入った。賑やかなところである。
もしかすると、道路より車の方が幅が広いかも知れない。 用事は終わった。再び線路脇の道を東中野へ向かう。
ガード下には自転車、いや放置自転車。壁画がすごいでしょ。 車道と歩道を分ける白線。こんな所は譲り合うしかないのに。
境界からこちらは道路、向こう側は私有地なのだろうな。 道端にタマスダレの花。やっぱり済む人が大切にしている。
ぽっかりと雲。いいよねえこういうのって。 20キロ規制。いったい誰がスピードを出せるのだろう。
道路があるからこそ、住宅の窓に日が当たる。道路は日陰だ。 舗装されていない所に飛び石が使われている。いいな。
一方通行出口。車両通行止め。アパート。外階段。自転車。 向こうから近づいてくる猫。人なつっこいんだ。
足許までやってきてごろんと横になる。ねえ、撫でてよお。 あ、先程の不動産屋さんだ。って全然違うところでした。
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