ぶらりデジカメ散歩
江戸東京博物館で水木しげる展を見る  2004年12月26日(日)
(2005. 5.14)


JR総武線の両国駅前にある「江戸東京博物館」へ行った    この時は企画展「水木しげる展」を見に行ったのだが、
企画展会場は撮影禁止なので一般展示中心の紹介になる

入口には「大水木しげる展」の怒派手な看板    入って会場の入口にはこんな大きな熊手、でも中は撮影禁止だ

以下、一般展示の会場内となります
江戸時代から現代までも東京がテーマです
   「朝野新聞」、時代を画する建物が実物大で展示されている
まるでその時代に立ち会ったような臨場感に興味は尽きない

今では首都高速道路の下になってしまった日本橋は
江戸時代には街道の起点でたいそうにぎやかだった筈だ
   建築物というのは、地域・時代・経済・文化・技術、そういったさまざまな要素が反映している、その時代その場所だけのもの

金屏風、ガラスのケースのなかの展示だが実物のもつ説得力というのはすごいものだものだ    江戸時代の町並みの再現ジオラマ
スケールダウンしているが臨場感は十分である

車の居ない道路おいうものがもうイメージできない
十分な道幅は世界に冠たる大都市の面目躍如
   もちろん、テレビもラジオも無い時代のこと
芝居が娯楽の中心であった

お雛様に菱餅というのがあるが、これがその本物
絢爛豪華な蒔絵が施してある
   街の浮世絵屋さんという想定、江戸時代の文化は町人と共にあった

江戸時代の江戸という大都市は、大変な活気のある街であった
そういうことが確実に伝わってくる
   木造の船と橋、エンジンも車も無くすべて人力
それなのに爛熟した文化と経済、すごい時代だったんだなあ

芝居の舞台を衣装付きの人形で再現    お祭りの時の山車(だし)の車輪だ、豪華絢爛そのものだ

お腹の薬の「正露丸」は発売当時は「征露丸」と書いた
もちろん、日露戦争必勝の願いが込められている
   昭和30年代の庶民の住宅の台所だ
私たちの年代のものにとっては子供の頃の実体験だ

30年代を再現した家の上がり口の靴脱ぎ場の看板です    こんなのがあったのか、自転車みたいなタクシーみたいな

電気洗濯機、ローラー式の絞り機がやけになつかしい    浅草の12階、後の仁丹塔、そして今は跡形もない

浅草の電気館という映画館、子供の頃に入った様な
気がするけど、この建物じゃなかったと思う
   いろいろな時代の町並みのジオラマ
かなり精巧にリアルに作ってある

神田のニコライ堂、時代の輝きが感じられる    館内のレスラン、ウエイトレス嬢のコスチュームもレトロだ

メニューの方は特にレトロというわけじゃない    でも、昔ながらのオムライスはなつかしかったな

今のオムライスはこんな感じになってしまった    両国駅から見た江戸東京博物館、楽しかったです♪


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