ぶらりデジカメ散歩
伊豆高原の伊豆ガラス工芸美術館  2004年12月29日(水)
(2005. 5.28)


伊豆高原にはミニサイズの美術館・博物館がたくさんある
その中からこの日は「伊豆ガラス工芸美術館」を訪ねてみた
   まずは、言わずと知れたアールヌーボーの花瓶
技術の洗練もすごいけれど、色・意匠のセンスが素晴らしい

見事なフジの花の図案である    あれもこれもガラス細工、なんかわくわくする展示品の数々だ

風景文花器とある、印象派の絵画のようだ    朝顔文皿、ガレ(エミール=ガレ)とある
日本の陶磁器ではこういう鮮やかな色使いはまずあり得ない

跳ねる鯉、フランス製である、東洋的な印象があるのは
ジャポニスムの影響を受けているんだと
   木の実に三日月文花瓶 ガレとある
いつも思うのだが、本当に植物をよく見ている

まるで植物図鑑のように精密に描かれたナデシコ    かなりユーモラスな意匠が面白い

寝室にこんなのがあったら夜の雰囲気も変わるんだろうな    朝顔型花瓶とあるが、ウマノスズクサか何かのように見える

シャジン類なのかユリなのかかなり抽象化されている    薔薇の園に迷い込んでしまった様な錯覚を起こしそうだ

ガラスの特質を利用して後ろから光を当てている、
透過光線が美しい
   マムシグサ花瓶とある、ちょっとグロテスクなあたりマムシグサの特徴をよく見ている、でも花瓶に使う気にはならないのでは


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