(2005. 5.28)
伊豆高原にはミニサイズの美術館・博物館がたくさんある
その中からこの日は「伊豆ガラス工芸美術館」を訪ねてみたまずは、言わずと知れたアールヌーボーの花瓶
技術の洗練もすごいけれど、色・意匠のセンスが素晴らしい
見事なフジの花の図案である あれもこれもガラス細工、なんかわくわくする展示品の数々だ
風景文花器とある、印象派の絵画のようだ 朝顔文皿、ガレ(エミール=ガレ)とある
日本の陶磁器ではこういう鮮やかな色使いはまずあり得ない
跳ねる鯉、フランス製である、東洋的な印象があるのは
ジャポニスムの影響を受けているんだと木の実に三日月文花瓶 ガレとある
いつも思うのだが、本当に植物をよく見ている
まるで植物図鑑のように精密に描かれたナデシコ かなりユーモラスな意匠が面白い
寝室にこんなのがあったら夜の雰囲気も変わるんだろうな 朝顔型花瓶とあるが、ウマノスズクサか何かのように見える
シャジン類なのかユリなのかかなり抽象化されている 薔薇の園に迷い込んでしまった様な錯覚を起こしそうだ
ガラスの特質を利用して後ろから光を当てている、
透過光線が美しいマムシグサ花瓶とある、ちょっとグロテスクなあたりマムシグサの特徴をよく見ている、でも花瓶に使う気にはならないのでは
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