ぶらりデジカメ散歩
ぶらり川越モノクロ散歩(2)  2006年7月26日(水)
(2007.7.13 up)


川越喜多院の五百羅漢を    モノクロにセットしたコンパクトデジカメを持って散策している

川越喜多院に限らず、五百羅漢が人気なのは    その千差万別な個性的な風貌だ

修行を積んだ僧侶が羅漢様だが、それだけに個性的だ    一体一体見て行くと、知っている誰それと似ていたりする

そういうことを思いながら丹念に見て行く    まあ、年輩の男性ということは共通している訳だが

顔の中央から割れているものがあったり    頭の上にトンボが止まっているものがあったりもする

やや怖い顔の中にもどこか優しさが見られたり    崇高そうでも親しみが感じられたりする

隣に置かれているだけだろうが、なんらかの関係が見られたり    なぜか、ビワの実を持っている

いったい何を考えているのか判らない    深い悲しみに頭を抱えているものや

一本の柱を両側から手を掛けている    これは有名な喜多院のシンボルである耳打ち話

同じものを角度を変えて    数珠はあとから置かれたものなのだろうか

修行中なのだろうか、やせ細って怖い顔    小さな仏像を差し出している

何の花かな、それとも花をかたどった仏具なのか    持っているものがよく分からない

すっかり人の良さそうな好々爺になっている    旅に疲れて足腰のマッサージを受けている

頭を掻きながら、愛想のある羅漢さま    そう、これが喜多院のシンボルだ


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