
したたる=コウリンカ(箱根湿生花園)
コウリンカはあこがれの花の一つ。
案外フィールドで見ることのできない花といえるだろう。
箱根湿生花園でも以前から数株は栽培されていたのだが
こんなに見事にこんなにたくさん花をつけているところは見たことがない。
少し反り返ったまばらな花弁、その独特な花色から(この花もキク科だが、)
数ある他のキク科の花とは一線を画し絶対に間違われることのない確たる個性を発揮している。
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L UNIPLUS TUBE
20mm
f4.5 (1/40) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.06.26(月)
10:43 (00566V-2)

ミクリ(箱根湿生花園)
ミクリ
Sparganium erectum は北半球の広い範囲にとオーストラリアに分布する
大型の種で、ときにに高さ2メートル近くになる。
河川や水路、湖沼の浅水域に群生する。
頭花をつけた茎が枝分かれするのが特徴である。
雌性頭花は直径2〜3センチ、果実は紡錘形で幅3〜6ミリである。
(角野康郎 "植物の世界 116 ガマ カヤツリグサ
スゲ" 1996 朝日新聞社 p10-228)
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L C-PL
f2.8 (1/40) (露出補正:0) FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.06.26(月)
10:54 (00566V-4)

野生の風情=ノハナショウブ(箱根湿生花園)
ノハナショウブは箱根を代表する植物だといういう話を先ほど書いたけれど、
これが本当の野生のハナショウブである。
仙石原の一画にノハナショウブの咲く本来の箱根仙石原を回復しようと努力が傾けられている。
仙石原湿原回復実験地区である。
箱根湿生花園に隣接しているけれど、こちらは植物を植え込んだ植物園ではなくて自然の植物を保護している。
植えた植物よりもはるかにまばらだが、これが野生の花の密度といってよい。
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L C-PL
f2.8 (1/160) (露出補正:0) FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.06.26(月)
11:01 (00566V-5)

木漏れ日=ササユリ(箱根湿生花園)
ササユリがたくさん咲いていたけれど、いづれも少し遅め。
撮影するにはちょっとというところだ。
園内を何回かまわってようやくレンズを向けるにふさわしい花を見つけると光が無かったり。
そんなこんなで、ずいぶんと苦労したのがこの一輪。
ちょっとベストというわけにはゆかないけれど、さんざん捜し抜いた一輪。
CANON EOS-1N EF200mm F1:2.8L
f2.8 (1/15) +0.7EV FUJICHROME Velvia(RVP)
GITZO #468L Manfrotto #141RC 2000.06.26(月)
11:56 (00566V-19)