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ハマナデシコ(西伊豆 旅人岬)
ハマナデシコ Dianthus japonicum と
ヒメハマナデシコ D.kiusianus は、
その名のとおり海浜に生え、海浜植物の例にたがわず、葉は厚く光沢がある。
多年草で、花期は6〜10月。
花弁の切れ込みは浅い。
ハマナデシコは高さ 15〜50センチ、1茎につく花は多く、苞の先は長く伸び、本州から琉球諸島までと、中国に分布する。
ヒメハマナデシコは高さ10〜30センチ。
花の数は1〜6個、苞の先は短い針状となり、和歌山県、四国、九州、沖縄県に分布している。
(清水 建美 "植物の世界 80 ナデシコ ツメクサ ハコベ"
1995 朝日新聞社 p7-229)
Canon new F-1 AE FD135mm F1:3.5
f3.5 (1/1000付近) (露出補正:0) Konica Chrome
SINRA 森羅(SRS)
三脚使用せず 2000.06.27(火) 11:31 (00C14C-10)

人口の入り江(西伊豆 旅人岬)
テトラポッドは簡単な型とコンクリートがあれば現地でいくらでも作ることができる。
これを海に沈めればお互いにかみ合って完全に固定される。
これだけで外海から隔絶された入り江を作ることができる。
手前は陸上から伸びてゆく簡単な桟橋。
入り江と桟橋ができれば小規模な港の出来上がり。
Canon new F-1 AE FD135mm F1:3.5
f5.6 (1/1000付近) (露出補正:0) Konica Chrome
SINRA 森羅(SRS)
三脚使用せず 2000.06.27(火) 11:35 (00C14C-15)

磯に咲く=スカシユリ(西伊豆 旅人岬)
スカシユリが磯に咲いているのだから自生の可能性は大きい。
足場の悪い磯をたどった結果、簡単に手の届くところには見られることはない。
花を咲かせているのはいづれも容易に踏み込むことのできないところばかりだ。
このことは自生である有力な証拠だ。
よく見ると他にハマナデシコ、キリンソウや、花を付けていないイソギクの自生が見られた。
Canon new F-1 AE FD50mm F1:1.8
f1.8 (1/1000付近) (露出補正:0) Konica Chrome
SINRA 森羅(SRS)
三脚使用せず 2000.06.27(火) 11:52 (00C14C-23)

スカシユリ(西伊豆 旅人岬)
スカシユリ Lilium maculatum ssp.
maculatum は、本州の新潟県および静岡県以北に分布する。
鱗茎は白色で球形、鱗片葉は広卵形で密に詰まる。
茎には開出毛があり、緑色で下部は紫褐色。
葉は披針形で光沢がある。
花は杯状、橙色で濃色の斑点があり、花被片基部が狭まって隙間ができている。
(林 一彦 "植物の世界 109 ユリ チューリップ"
1996 朝日新聞社 p10-12)
Canon new F-1 AE FD50mm F1:1.8
f2.0 (1/1000付近) (露出補正:0) Konica Chrome
SINRA 森羅(SRS)
三脚使用せず 2000.06.27(火) 11:55 (00C14C-25)